いじめってさ 虐めって漢字をあてるよね
どうだろう?
漢字の意味 成り立ちを見てどう感じますか?
平仮名で書けば いじめ
漢字で書けば 虐め 虐たげる 虐待の虐です
何だろうなぁと思うんですが
学校って世界では いじめって言葉がとても
軽く扱われてるように私は感じます
私は虐待児だし小中学とイジメられてた経験は
あるけど私の事例ではなく
息子 僕が受けた いじめを事例として
私が感じた事を書き綴りたいと思います
いじめの発端って まずはからかいから始まる
事が多いように感じます 僕もそうでしたよ。
からかっただけ コミニケーションの一つ
子供にはよくある事
からかうって漢字にすると【揶揄う】です
からかいの根底には悪意がある
子供のする事じゃないか 何を大袈裟な
悪意なんか無い ただの遊びじゃないか…
そうゆう考え方の大人が多い気がしますが
それは違う 百歩譲ってタチの悪い遊び感覚
だとしよう…けど間違いなく 悪意はある
悪意があるから 揶揄いなんだよ からかって
笑うでしょ そうゆう時の笑った顔ってさ
嘲りなんだよ 嘲笑ってる顔なんだよ
子供が他者を嘲る 嘲笑うことに何故違和感を
感じないのだろう?何故 その歪みを放置しよう
とするんだろう?
やられた者はね ただの悪意ない笑いか?
悪意ある嘲りか?分かるんだよ見分けられるの
僕は私同様 低学年の頃には見分けられるように
なっていました その僕の反応を見て私はとても
悲しかったし 悔しいと感じました。
僕のいじめが からかいからいじめに発展したの
は、小学一年生の夏でした。
支援級に在籍していた僕への揶揄い 嘲りには
私は気づいていたけど僕は気がついていません
でしたよ もっと皆んなと仲良くなりたい!
もっと友達が欲しいって言い 同級生の大多数が
行ってた小学校に併設された学童に僕は行きたい
と訴えてきていましたよ。
療育にも通っていたし、まわりの子達の嘲りが
気になっていた私はその僕の訴えを却下してた
なかなか納得しない僕を納得させようと嫌な
言い方をして納得させさえしました
君には障害がある まだ訓練が必要なんだよ
もう少し訓練して上手になったら学童に行けるよ
そんな言葉を僕に投げてまで 私は学童に行く事
を止めていました…まわりの子達を見る限り
僕が傷つけられると私は確信してたからでした
そんなある日 1人の同級生の女の子が僕に言った
「僕君も なかよしにおいでよ!楽しいよ!
大丈夫 私が守ってあげるから!」ってね
そう言われた僕は舞い上がります
やっぱり行きたい 誘ってもらえたんだよ!って
それでも私は良いよとは言えなかった
けどある日 僕と買い物してたらその女の子と
お母さんに出会いました、女の子はまた僕に
学童においでよ!と誘います 私にも言ってきた
まだ僕には学童は早いからと断ると その子の
お母さんが「○○君も来てるから大丈夫だよ!」
って言う ○○君と言うのは僕の支援級仲間です
一年生は僕と○○君だけの支援級 だけど○○君
は知的クラスだから僕は情緒クラスに1人だった
その女の子は○○君の従姉妹でよくお世話をして
いる姿を見ていました ○○君も学童に行ってる
と聞いた僕は我慢が出来なくなりました
○○君より僕は人と上手く関われてる自信が
あったからです だから私がダメだと理由付けし
た事が効果を発揮しなくなってしまいました
「僕君ママ 私が一緒にいるから大丈夫だよ!
僕君も なかよしに行っても良い?」って何度も
言われて ここ迄言ってくれるなら…と思い
夏休み中だけでもって試しに行かせることにした
それはそれは僕は喜んでね 飛び跳ねてました
学童に行ける日まで 初めて行く日の朝までが
僕の幸せの絶頂だったように私は思い返す
あんなに楽しみに幸せそうだった僕が日に日に
顔から笑顔が消えてゆき険しくなっていきました
1週間も保たずに辞めたいと言い出しました
私は僕の代わりに行きたいのに行けなかった子
も居るんだからと その僕の訴えを却下しました
数日後 僕は上級生の胸に鉛筆を刺しました。
学童からそう連絡があり慌てて学童に行きました
僕の顔からは表情がなくなっていましたよ…
私は大きな間違いをしたのだと悟りました
一言も何も言わない僕 そのまわりで僕が突然
何もしてないのに鉛筆を刺した!と騒ぐ子達
僕を学童に誘った女の子に何があったのかを
問いましたが…「僕君がいきなり刺したんだよ!
僕君って乱暴な子なんだね○○とは遊ばせられ
ないよ」と言われました それを聞いた僕は
絶叫しました 手が付けられ無い有様でした
僕が加害した子に謝罪をして先生にその子の
親御さんに謝罪をしたい事を伝え 僕の状態が
悪いので急いで帰る事にしました
僕が まだ上手く話せない頃のことでした
だから何故 あんな事をしたのか?分からなかった
僕が人に加害をした事は初めての事で私もとても
ショックだったし子供達に言われた言葉が堪えた
私の判断ミスで僕も他の子も傷つけた
僕の暴力を見て他の子も怖かっただろうなぁって
被害者の子は勿論のこと 申し訳ない気持ちで
涙が出てしまいました 悲しかったです
何故 僕がそんな事をしたのか?
それを理解しないと再発は防げません だから
翌々日 僕と一緒に学童に行き 観察すること
にしました………1日見て 何故それが起きたか
良く分かりました 僕はクラス中から揶揄われ
嘲笑れる中 じっと我慢していました。
僕が何かする度 そこかしこから叱責が飛んでくる
煩い 黙れ それしたらダメ アレもダメ
その様は…針の筵のようでした
僕のお世話をするからと言った 女の子が一番
僕を叱責していました 休み時間も誰も僕には
近寄って来ません 先生にこれは今日が初めての
様子なのか問いました…先生は私が言う意味が
サッパリ分かっておられませんでした
からかっているだけ 子供にはよくある事…
そう言われました。
ので その日に学童は辞めました。
この事が後々まで尾を引きました 上級生に
僕はいじめられるようになり それを見た
同級生達が上級生がするなら自分達もって僕を
いじめるようになったからです
そのいじめは ずーっと続きました
言葉の暴力 殴る蹴るの暴力 ムシする暴力
何より僕が傷ついたのは仲良くしてる子達が
僕がやられてるのを見ても見て見ぬ振りした事
それでも僕は 皆んなと仲良くしたいと願って
我慢して努力を重ねました
一年生の学童の様子を見て その後の様子を見て
早い段階で私は転校を視野に入れてました
一度カーストの最下層に落ちたら這い上がるのは
ほぼ不可能だと知っていたからです
からかいの根底には必ず悪意がある悪意は
ほっとくと形を変えて進行すると私は確信してた
それと闘い努力する労力を考えたら場所を変えて
やり直した方がいいと思ったからです
けど僕は不登校になりながらも諦めないし
テコでも動きませんでした
なら いじめ問題と闘うしかなかった
そうして僕を取り巻く環境を精査して気がついた
僕をいじめている子とは別に主犯格が2人いる
その2人は影で実動者を焚き付けていました
主犯格の1人は 学童に僕を誘った女の子でした
それに気がついた時 彼女がお世話していた
○○君の事が気になり ○○君のお母さんに
困ったことが無いか聞いてみました
一年生からずっと ○○君の身体には打撲の跡が
消える事が無いと 誰に何をされているのか?
お母さんが聞いても○○君はニコニコするだけで
話してくれないと聞きました 実際に○○君の
身体のアザを見せて貰いました…酷い有様だった
なんのことはない…僕も○○君も支援級の子が
ターゲットにされてることがハッキリとした
瞬間でした。
○○君のお母さんは学校で何が起きているのか
再三学校に問い合わせ 身体の傷も見せて
○○君を守ろうと一人で闘っておられました
従姉妹である 女の子にも再三聞いたそうです
けど知らない 見てない 分からないとしか
言わない その内関係が悪化してしまったそうです
僕のいじめにも関わっていた その女の子が
何故そのような行動をするのか?私は随分と考え
たし我が家に度々招き入れ 観察してみたりした
その子は上に兄弟が2人いるのだけど
素行が悪い2人は妹が小さな頃から度々酷く
いじめていたようです
兄弟からも可愛がれ ニコニコしてる従兄弟が
彼女の側には同い年だから常にいました
知的障害がある従兄弟の世話も当たり前のように
課せられていたのでしょう
小さな彼女の心情を想像しました なるほどなぁ
そうなって当たり前かもしれないと感じました
そう感じはしたけど 納得はしませんでした
○○君は 段々と情緒が悪化していきました
ニコニコしてるからって何も感じて無い訳じゃ
無いんです 充分傷ついてた けど表現出来な
かっただけです その怒りから度々学校で
瞬間的に暴れる事が多くなり 先生は○○君を
叱責する事が増えました まだまだ不安定だった
僕の送迎をしていた私は度々そんな場面を目撃
しました 何故彼がそうなるのか?の理解が
いくら訴えても学校に理解されなかった
○○君とお母さんを助けようと頑張ったけど
もう限界だと思った 私がじゃなくて○○君が
お母さんが もう限界だと思いました
だから支援学校への転校を提案して勧めました
障害理解がある場所へ 優しい場所へ
逃げて まずは傷を癒やして欲しいと私は考えた
からでした…お母さんと悔しいねって泣きました
その後高学年になり 更に悪質になりだした
僕のいじめ そしてこれが起きました。
この後 僕のいじめは無くなりました
学校へも最後通告をしていました
学校は からかい いじめって簡単に軽く扱う
問題が起きたら 双方から話しを聞き
ごめんね! 良いよ!で終わらせる事を繰り返す
それは低学年のウチは有効だろうと思う
けど高学年になってからは それじゃあダメ
なんだと私は思います
いじめは 立派な傷害 暴行罪
カツアゲは 立派な恐喝 脅迫 強盗罪
からかいは 名誉毀損 侮辱罪
れっきとした犯罪行為です
その自覚が子供達にも大人にも
指導する教師にも欠けています
その罪深さを理解しなきゃいけ
ません 被害者も加害者も
それでは絶対に救えません!
そうゆう私の意見を当時 学校に再三伝えた
卒業する時にも 伝えました
変わって欲しいと願ったからです
悪い事をしたら叱られるってね
キチンとした倫理観を元に教育する責任が
大人たちにはあるはずなんです
けど長く 長年学校教育の場ではそう指導され
ていません。
昔っから変わらない けど違うこともある
まだ昔は倫理観がある人 子供たちが多かった
だから陰で 一部の生徒によって
水面下でいじめは行われた
けど今は違う クラス全体でとか学校単位でとか
で いじめが行われる
誰かがいじめられているのを見て何を感じるか?
が変わった気が僕のいじめ問題と向き合って
私はするんです
昔はね 嫌な気持ちになる人が多かった気がする
けど今は 面白がる人が増え加担する人が増えた
ように感じます 別に嫌いじゃないし いじめ
たいわけが無いけど ストレス発散に利用する
そんな感じを私は感じました。
倫理観の欠如を感じていました
だからこそ 僕の同級生を毎日毎日自宅に
招き入れ 私は子供達の倫理観を育てようとした
何が良くて悪い事なのかを 日々一緒に過ごして
教えようとしました、それが僕を守る唯一の
方法だと思ったからでした。
旭川の問題は他人事じゃないんです
いじめを軽く扱ってきた結果でしかないんです
学校は触法行為を確認したら警察に通報する
義務があるんです いじめは立派な触法行為
なのです だから学校は警察に通報する義務が
本来ならあるのです それをせずに指導する
とか言う 阿保か なら万引きした人も指導
だけで解放して良いの? 人を殺した人間を
素人が指導しただけで解放して良いの?
ダメだろうが 何の為に法律があるんだ
いじめは 虐め 虐待なんだよ
からかいは 揶い 悪意ある揶揄なんだよ
何故それが分からないのだろう
親も学校も加害児童の事を本当
に考えるなら きちっと警察に
突き出すべきなんだよ
警察に突き出さないなら
自宅謹慎なり別室登校なりして
指導 教育するべきなんだよ
何で加害者と被害者を同じ空間
に置くんだよ おかしいよ?
それをしないのは ただの保身
一ミリも子供の事を考えてない
我が身可愛さの判断でしかない
親として 教育者として大人て
して その行動は恥ずべきこと
だと自覚した方がいい
と私は思います。
私は僕に小さな頃からそう教えてきました
僕が上級生の胸に鉛筆を刺した時
私は君がした事は傷害罪だと警察に捕まる行為
だと最初に言いました 何故したかは別の話しだ
僕がされている事は全て 刑法に処されること
だと僕に教えていました。
何故だと思います?
人がやるなら自分もしても良い
と僕が誤学習する事を防ぐため
です 間違ってる事は間違ってる
それを教えるのは親の勤めです
ちょっと行き過ぎてるかもしれないけど
私は僕に伝えてあります
僕が故意に人を傷つけたら 死なせたりしたら
母は君を殺して死にます 更生の道なんて
優しい事は母は言いません
大切な人が傷つけられ 殺された遺族の気持ちが
母は痛いほどわかるから 君を生かしません
例外は君が自分の命を守ろうとしてとか
大切な人を守ろうとしてとかの不可避な場合のみ
だと母はその覚悟を持っている事を忘れるなと
伝えてあります。
子は親の所有物じゃない だからこんな教え方は
間違えているかもしれません けど私にはこんな
教え方しか出来ません
友達がいじめられてるのを見て 助けろとは
言わない 何も出来なくても良い
けど何も出来なかった事を恥じる心 傷ついて
いる友達を思い悲しくなる心は持たせたと思う
間違っても加担するような 自分には関係ない
って何も感じない人間だけにはなるなよ!と思う
それが倫理観ってもんじゃないでしょうか?