ワーキングメモリ | 三温糖のブログ

三温糖のブログ

夢への 道のり



 息子 僕 中学3年生 自閉症スペクトラム


ADHD優位 学習障害 睡眠障害

発達性協調性運動障害 異所性灰白質

3歳児検診でADHDの疑いを指摘される

5歳で自閉症スペクトラム 他障害の診断あり


息子 僕はワーキングメモリが弱い


僕の困難さや対策を説明しようとすると膨大な情報


となるので ワーキングメモリについて


脳の仕組みの図だけ載せますね。


ひと口にワーキングメモリが弱いと言っても


そうなる理由は一つでは無く複数あります


ワーキングメモリの弱さと僕の学習障害は密接


に関係しています。


少しだけ僕のワーキングメモリの弱さの原因を


書くなら 【音韻】【視空間】【長期記憶】


【エピソード】がキチンと繋がらないからです


ワーキングメモリの訓練法は様々あります


原因が一つでないのだから その原因一つ一つ


に効果的アプローチをかけなければなりません


ワーキングメモリの弱さゆえからの僕の困難さ


つらさは それを一つ一つここに書き綴れば 


文字数オーバーになるぐらいあります。


その中で僕を1番傷つけ 僕が1番つらいのは


自分の興味関心がある事を記憶しきれない


=人に伝えられない 表現出来ない事があります


例えば 僕は機関車トーマスが大好きだった


けどそれを言葉として人に伝えられない


例えば 僕は火山が大好きだった


けどそれを言葉として人に伝えられない


例えば 僕はキラキラ光る鉱石が大好きだった


けどそれを言葉として人に伝えられない


その原因は一つじゃないけど


ワーキングメモリの弱さから記憶出来ない


が一番影響した 覚えられない 忘れてしまう


から言葉として表現出来ない


集中力が無く 多動なのは 脳に入る刺激が


多くその全てに反応したくなくても反応して


しまうからです。


そんな僕は 好きなアニメすら観れませんでした


だから僕のお気に入りは


15分程度のショートアニメでした。


決まったアニメを繰り返し観てると


お気に入りの場面をオモチャで忠実に再現する


けど再現したいはずの台詞や固有名詞などは


全く出ず僕からでる音は擬音のみ 再現したい


から私に場面場面の台詞を言えと要求します


=僕のしたい遊びは僕をキチンと見てないと


僕と同じものを見てないとさっぱり分からない


例えば シャボン玉で何かしたいようだが何を


したいかが分からないと僕とは遊べない


あーおさるのジョージのこの場面を再現したい


んだなって再現するのを手助けしてやると


それはそれは嬉しそうに笑う僕だった


けどそれをわかって貰えないと癇癪玉が爆発する


伝えたいのに伝わらないから腹が立つ僕だった


そのうち歌も口ずさむようになります


けど僕は歌の歌詞を何度聴いても覚えられない


メロディすら怪しかったりする


だから僕が口ずさむ歌は歌詞を誤魔化したり


勝手に作った歌となっていました。


そんな僕の歌を聴いて あーあの曲だって分かる


のは私ぐらいなものだった


保育園は 優しい環境でした。


だから僕は自分が出来て無い事に気づかず


だから弱いながらも最初の発達検査では


ワーキングメモリは90以上の数字となってた


それが10歳の時には60台にぐんと下がります


出来ない事に僕が気づき 努力しても報われない


事を繰り返し苦手感を持った結果でした。


今でも覚えてる ひらがなやカタカナを覚えたく


て僕は必死に努力した 何度も何度も練習した


座って書く事に困難さを抱えていたのに


鉛筆を持ち書く事に困難さを抱えていたのに


僕は覚えたくて上手く消せない消しゴムと格闘


しながら 紙を真っ黒にぐしゃぐしゃにしなが


ら それでも下唇をギュッと噛み頑張ってた


けどどんなに努力しても忘れてしまう 書けない


どんなに努力しても鏡文字になったり 形が歪


だったり 文字自体を間違えたり 書けなかった


努力してる僕を日々見てる私には何故こんなに


僕は頑張ってるのに書けないんだろう?


何で間違える?何で読めない?努力が足らない?


いいや 何かおかしいって!そう感じてた。


たくさん赤く修正されて返されるワーク類


たくさんの赤い×だらけのテスト


それをビリビリに泣きながら破く僕だった


僕の下唇は噛み締め過ぎて赤く腫れ上がり


手の変な場所にタコができ爪痕が赤く身体の所々


についてました その僕の悔しくて堪らない事を


全身で表現してた姿をハッキリと今も


私は覚えています。


適当な歌を口ずさむ僕を逐一指摘する同級生たち


好きな事を言葉として伝えようと努力しても


忘れてしまい 単語が出ない


だから痴呆老人のような話し方をする僕を


バカにする同級生たちに僕は心底傷ついた


そんな僕を見ていて 何とかしてやりたかった


僕が興味関心ある事を人に伝えられるように


表現できるようにしてやりたかった


僕のワーキングメモリの弱さは勉強にも日常生活


にも多大な影響を及ぼします


いつしか僕は歌を口ずさまなくなった


いつしか僕は踊らなくなった


いつしか僕は自分の好きな事を伝えようと


しなくなった


頑張っても頑張っても報われない


覚えたいのに 話したいのに 表現したいのに


伝えられないって 


どれほどつらいか想像出来ます?


私は僕の側で僕の怒りと涙と共にそのつらさを


ずっと一緒に感じてきました。


僕が小さな頃から今も私が必ず欠かさず僕に無限


に与えるものがあります 


【お絵描き帖 画用紙 色鉛筆】です 


言葉だけが 記憶だけが 表現する方法じゃない


文字は書けなくても絵は描ける 


僕は絵を描くことが大好きだからです


私が僕が絵を描く事や水泳をする事を後押し


するのも 何かを作り表現出来るよう後押し


するのも それ以外でも僕が自分を表現出来る


ように様々なアプローチをかけるのも


アプローチに必要な知識を求めて


様々な書物を読み漁るのも


どんな形でも良いから僕の頭の中にあるモノ


僕の感性 気持ちを表現させてやりたいから


だからどんな事も試した 試行錯誤した


唯一キチンとアプローチしなかったのは


投薬治療によるアプローチだけです。


根性論じゃない 脳機能の問題 なら投薬治療


は一つの有効なアプローチ方法だった


てんかん発作から処方されたデパケンが


目覚ましい効果を発揮した事からも有効だろう


再三僕とは話し合ってます つい最近もした


けど僕の答えはいつもNOです。


ほかの事はともかく勉強に関しては一時的にも


投薬治療からのアプローチが必要じゃないか?


薬の力を借りて思考の多動を鎮め集中力を高める


その体感 経験は必要じゃないか?


そうすれば僕の劣等感って言う壁が壊せる


その為に一時的に薬の力を借りることは君に


とって必要な事じゃないか? そう何度も話した


けど僕は 苦しんでる当事者である僕がそれでも


投薬治療は嫌だと薬に頼りたくないと


薬がなくても生きられる道を選ぶと言います


投薬治療の効果を感じてるからこそ僕は一度


薬に頼ったら 助けられたら 自分はやめれ


なくなる もっともっと薬が欲しくなる


そうなる自分が容易く想像できて怖いんだと


そんな自分はもう僕じゃない だから嫌だ。


僕にとって今が一番薬に頼りたい時期だと思う


その必要性は中学に入学する前からずっと


話し合っていました それでも僕は選ばない


ここで選ばないのならきっと僕は今後


社会人になっても選ばないだろうと思います 


私はその僕の気持ちを尊重する だから学ぶ


だからそれ以外のアプローチを思いつく


限りやり尽くします。


先日 僕が勉強について苦手感を伝えてきた時


「どうせまた忘れてしまうよ…」


また ある時は失敗を繰り返す理由として


「思った事を忘れてしまうからだ…」


「話し合った事を忘れちゃうからだ…」


そう僕は呟きます 


僕がそう言う気持ち そう感じてしまう理由


は痛いほど分かってる けど私はその言葉に


同調するわけにはいかない いくら私が僕を


不憫がったところで何一つ変わらない


何一つ僕の助けになんかなりゃしない


私が僕の目になり耳になって代弁者となるは


容易い けどそれじゃあ僕はなりたい僕に


なれない 僕が思い描く未来にならないからだ。


それに いつもの事だけど 僕は自分の過去


出来なかった事も忘れる=出来るようになった


事に僕は凄く気付きにくい


だから私は都度 日々 僕に伝え修正する


それは違う 君は気づいて無いのか?


僕は歌わなくなった歌を1年前くらいから


よく口ずさむようになった そう昭和歌謡曲です


ブログにも度々書いてた僕の昭和好きエピソード


気づいた方はいたかなぁ…


昭和に興味関心を持った僕は得た情報を覚え


発信している 人に伝えられてるのです。


ワーキングメモリの弱さは脳機能の問題


だからって克服出来ない訳じゃ無い


君はもうそう証明してる 表現してる


克服出来ないモノなら 何故君は今歌を口ずさむ


事が出来てるの? 踊れるの? 映画やドラマの


内容を母に話せるの? 昭和の話が出来るの?


見本ナシで昭和の街並みを絵に描く事が出来る?


この歌手はこの曲ってクイズまで出せるの?


今言った事全て 君が出来なかった事だよね?


興味がある事だから? いいや君はそれでも


今君が熱中してる昭和と同じ熱量で熱中してた


事を今みたいには全く表現出来なかったよ


火山の時はどうだった? トーマスは?


僕トーマスの歌 歌える? マリモ踊れる?


他にもいっぱいそうゆうエピソードがある


よく考えて思い出してごらん 母は覚えてるよ


君は自分の大好きな事が人に伝えられなくて 


表現出来なくて たくさん泣いたんだよね? 


君 出来るようになったんだよ


そりゃ  僕からしたら まだまだだと思うかも


知れない君は過去出来なかったことを忘れる子


だから実感を持ちにくいとも思う


けど 何一つ忘れない 当たり前だと思わない


母からしたら 今の君は凄い成長をしてるんだ


僕が歌を口ずさむようになって母は嬉しかった


お父さんも嬉しかった 僕は苦手を克服しつつ


あり表現出来てるって感じて嬉しかったんだよ


だから君の昭和好きを後押ししてきたんだよ


学んで記憶する 学び学習の入り口にいると


感じたから君と図書館に行ったんだ嬉しかった


学校で僕の話を友達達が飽きて聴いてくれなく


て僕が傷ついた時ですら母はどこか嬉しかった


友達たちがうんざりするぐらい 飽きるぐらい


僕は自分の好きを記憶し言葉として伝えられて


るって事実が母は嬉しかったよ


君は今 素晴らしい成長を表現してるんだよ


ワーキングメモリが弱い?克服出来ない?


母からしたら 弱点には違いないが


君はもう充分 克服してると思うよ


だから何度も君に言ったよね?


勉強も同じ事だよ 君がその気にさえなれれば


君の中にある劣等感さえ取り除けさえすれば


本気になった僕に出来ない事など何一つ


ありゃしないんだよって 言ったよね?


母を親バカだと思う? 僕を慰めようと出来も


しない事を言ってると思ってる?


母は そんな無責任な事言ったことあった?


母の言葉は 本気だよ本気でそう思ってる


何故なら 母の言葉の裏付けを君が


そうちゃんと一つ一つ行動で証明してるからだ


君の中にある 拘り 興味関心の強さ


やり抜く根性 諦めない強さ しぶとさ強さ


は何モノにも勝るものなんだよ


ただ勉強だけは 無意識に出来るようになる


モノでは無く 意識付けが必要でコツが必要


だとは思う けど出来るようには必ずなる


15分アニメが集中力の限界だった君が


2時間以上の映画が見られるようになった


見て記憶して内容を母に話せるになった君なら


歌詞が覚えられるようになった君なら


好きな事を記憶して言葉として表現出来ように


なった君なら 絶対大丈夫だ 必ず出来る


ワーキングメモリの弱さは成長と工夫で克服


出来る 君は既にそう証明してる


諦めるな 障害に逃げるな


大丈夫 君なら出来る 乗り越えられる


悔しかったよね 頑張っても頑張っても


努力しても努力しても出来ない 


負けて 負けて 負け続けた 


けど諦めなければ それは負けじゃ無い


今からでも 捲って勝つことが出来る 


そんな話しを僕としました。


僕はワーキングメモリが弱い


これはきっと一生変わらないでしょう


その弱さは僕を苦しめます ワーキングメモリ


とは記憶です 記憶にも様々な種類がある事を


ご存知でしょうか? 僕の脳には疾患が見つか


っています どんなに努力しても報われない事


が多く これからもきっと多いでしょう


その僕を育てる私が僕の記憶を助ける手立ては


運動技能、知覚技能、 認知技能など同じ経験を

反復することにより形成される、

一度形成されると自動的に機能 し長期間保たれる

特徴をもつ記憶


非陳述記憶とは、

意識上に内容を想起できない記憶で、

言語などを介してその内容を陳述できない記憶


ようは身体で覚えさせ記憶部分の負荷を軽く


させるアプローチ=習慣化です。


身体で覚えるとは 例えば バレリーナが


あれだけの踊りをしながら頭の中は別の事を考え


れたりするようなものです。


そこまでになるには 意欲と繰り返しの反復が


必要です 例えば早寝早起きなら 頭の中や


心は違うことを思っていても身体が自然とそう


行動するようになる=ノーストレスとなる


私は基本的にそうアプローチしてます そうゆう


小さな事がそう出来るようになったら楽になる


けどそうなれなくても 大枠さえ確かに定着


させれたら良いと思っています


私にとっての大枠とは 何事も諦めない習慣


環境を整える習慣 認知の仕方を修正する習慣 


耐性を身につける習慣 工夫の仕方を考える習慣 


自己理解からの自己コントロールする習慣


この大枠を身体に覚えさせる


こんな事を一生いちいち頭で考え意識付け


し実行しようと努力なんかしたら 


僕の精神は破綻する けどこれが出来るように


ならないとやはり生きづらさから結局


僕の精神は破綻する だから身体で覚えさせる


いちいち考えなくても習慣化してあると自然


とストレスなく そう行動できる思考出来ます


ワーキングメモリの弱さは小さな机のようなもの


机が小さいから 情報が溢れてしまう


落ちないようにして上に積み重ねても下になった


情報はなかなか引き出せなくなる


小さな机を無理に大きくしようとは思わない


けど整理整頓は出来るよね?


日常生活に必要な情報は習慣化してしまえば


その分机の上は空くよね?私がしてるのは


そうゆうものです。