こんにちは。
自称ダイヤモンドの先生です。![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
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今回の講義は、前回に続き
ジュエリーとしての美しさの条件
の第2回目
いいダイヤモンドなのに美しくない?②です。
ダイヤモンドのグレードは高いのに
なぜか美しくないジュエリー
の原因を、前回に引き続き
私的考察していきます。
②デザインに技術がおいつかない。
デザイナーが突っ走ったのか、プランナーが自社の実力を見誤ったのか、はたまた、技術がおいつかないのか、
もっとがんばれー
という製品があります。
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
デサインから制作まで、すべての過程で時間とお金がかかります。どこかをけちれば、製品にあらわれます。
複雑なデザインほど、ブランドの総合力が試されるのです。
欧米は、ひとつの製品を開発するにも時間も人もかけますし、職人さんを大事にして報酬でも報いると言います。
その結果
複雑なジュエリーをつくるノウハウが、ブランド内や工房内で代々受け継がれる
のだと思います。
複雑なデザインをまとめる力は、歴史ある海外ジュエラーに分がありますかね。。![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
シンプルなデザインは、仕上げ面で日本の職人さんはすばらしい力を発揮します。![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
日本人の真面目さがいかされますね。
よい日本ブランドのシンプルデザインは、海外ブランドに勝るとも劣らないと、
僕は思います。
そして、日本、海外ブランドともに、
美しいジュエリーは、必要かつ十分な地金を使ってます。
重すぎず、軽すぎず、絶妙な厚みや幅で仕上がってますね。
センスがあらわれます。
そして、3つ目
③適正な台座の高さではない。
婚約指輪を選ぶ際、みなさんは、ダイヤモンドの高さが気になりませんか?
台座の高さはどれくらいが適正なのでしょう。
僕は、ダイヤモンドの輝きを優先するなら、高めの方がより美しく感じると考えてます。
使いやすさを優先するなら、できるだけ低い方がよいですね。
海外ブランドは
美しさやブランドらしさを優先し
高めのセッティングが多く、
日本ブランドは
使いやすさを考え
低めのセッティングが多い
と思います。
ぼくの好みは、輝き優先で、やや高めのデザインです。
ティファニーセッティングやカルティエソリテール1895ぐらいと言ったら
お分かりいただけるでしょうか?
ダイヤモンドの輝きの迫力を感じます。
ただし、
石のサイズと指輪との幅とのバランスは、
よく見てくださいね。
すべてのデザインに万能はない
と思います
ダイヤモンドの位置を低くとりすぎると、
指輪本体に沈みこんだように見え、
暗く感じてしまうことがあります。
お相手の方が、
高さをいやがるようでしたら、
エタニティリングをおすすめします。
ソリテール(一粒石)タイプよりも、ずっと使いやすいですからね。
エタニティリングについては、いずれまたお話ししたいと思います。
この講義①②で
仕上げ?裏を見ろ?高さは?とお話ししてきましたが、
そんなこと、言われてもわからない
と思われる方も多いでしょう。
では、どうする?
その答えは
信頼できるブランド、販売店で購入すること。
あまりにも格安でないこと。
そして、やっぱり
自分の目でみて、きれいであること。
これが原則です。
さらに
信頼できるスタッフを見つけること。
これで安心です。
心配なことは、スタッフにどんどん聞いてみましょうね?
ご参考になりましたでしょうか?
最後までおつきあいいただき、誠にありがとうございました。
それでは、また次回。
お楽しみに。