人間はすべてを忘れ、地上に生れ落ちる。
その生まれた環境の中で、すべてをゼロから学びはじめ、
様々な事件、出来事を経験しながら生きてゆく。

その過程で、人間は善くも悪しくも、
すべてを自己の潜在意識に刻み込みながら生きてゆくのだ。

善くも悪しくも、その刻み込まれた潜在意識から、
それぞれの自己の信条が出来上がっていってしまう。

人間は一人一人の固有の経験、知識、思索から、
それぞれの信条を形創っており、
それがすべての言動のベースになって顕れてしまうのである。

一見同じことを言っておられるように見えても、
文章であればその行間から、言動であればその言外の雰囲気から、
我々が観じ取れるものが、自ずと違ってきてしまうのは、
当然といえば当然である。

であるから、重要なのは一人一人のその潜在意識に、
一体何を蓄積しているかである。

不純なものを溜め込んでいればいる程に、
その方の文章、言動は不純さをいやがおうでも顕してしまうもので、
我々はその不純さをその行間や、
言外の雰囲気から読み取ってしまうのある。

故に、潜在意識にはできる限り純粋なものを蓄えておくべきなのである。
潜在意識を赤子のような純粋さ、伸び伸びしさ、
幼心に限りなく近づけておくことが重要課題なのである。

そのことに気づいた方から、そのことを実践していただきたいのである。

まずは祈ればよいのである。
潜在意識から不純なものを取り除く作業を自然に成さしめ給え。
そして、自己の潜在意識を限りなく純粋に成さしめ給えと。

そして、思索することである。
心の法則に念いを馳せ、自ら思索しつづけることである。

そして、さらに祈るのである。
私に心の法則を知らしめ給えと。

祈りながら思索をするのである。
そうしている内に、心の法則に則った活動が、
知らず知らずの内に出来てゆく様になるのである。

潜在意識からも、不純なものが浮かび上がっては消え去り、
浮かび上がっては消え去りを何度も何度も繰り返しては、
自然自然の内に、より純粋なもののみが刻み込まれてゆく習慣が、
出来上がってゆくのである。

決して焦らず、時間をかけてゆっくりと、
しかし、強い自覚と信念をもって祈りながら実践すれば、
必ず潜在意識は応えてくれるようになるのである。


20070526