ジュエリーの仕事に関わってから、古くてちょっとミステリアスながらもいろんな人の手から手に渡ったアンティークジュエリーにも興味を持っていたのですが、今回勉強もかねて英国に行って来ました。アンティークを語るには、ヨーロッパ全体の歴史やダイヤや金が貴重だった時代やふんだんにあった時代の背景、おのずから植民地統治や戦争による貴族たちの国間移動などなど、あらゆる知識が必要になってきます。そして、またそれが興味深くて、はまりつつ…というところです。
フランスと違って、正確な刻印(18金等、明記する)義務が無いイギリスなので、アンティークに手を出すのは難しいとのことだったけれど、色や質感での判別も可能だったり、マーケット(露天商)のディーラーでもかなり親切に教えてくれて助かりました。
イギリスの良いアンティークはヴィクトリアン王朝がピークで、一般庶民にも少しずつ流行なども出てきたころ。産業革命後の量産になってしまう手前あたり、というのがねらい目でしょうか。長くアルバート公の喪に服していたヴィクトリア女王が、黒いジュエリーや相手を想うセンチメンタルで愛らしいデザインのものを多く流行させました。
相手を想う気持ちをジュエリーにして身につけるという「宝飾品」の持つ本来の意味や歴史や時代を感じさせる細工や技巧の違いなど知れば知るほど、どんどん魅力にはまっていってしまいます。
古いモノを愛する英国で、先祖代々伝わるジュエリーの数々を見ることが出来て本当に幸せでした。
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そんなわけで、大好きな『ヴィクトリア&アルバート美術館』のジュエリーコーナーでも、ほぼ半日ジュエリーの勉強を出来たことが特に収穫でした。美術館が入場無料で、なおかつゆっくりとスケッチしたりも出来るというのは、本当に有り難いことです。本で見たあるゆる年代のジュエリーをこの目で確認できました。
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さて、これからゆっくりと購入したモノの年代の整理やクリーニング、補修などをして、お嫁に出せるように整理したいものです……真珠がついているものを中心に購入したのですが、どれもかわいくて、ちょっと手放せない感じ…。(<え?)