干渉色の秘密 | 「ひとつぶのシアワセ」

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0147e533.bmpひと口に「黒真珠」と言っても、その色は「まっくろ」では無い。「黒色」というのは、色の三原色がプラスされて、赤+黄+青=黒に見えるわけだ。実際に「単に真っ黒にしか見えない漆黒な真珠」もあるが、値段も高く希少な真珠と位置づけられるのは「干渉色」を持った黒真珠だ。

お客様に簡単な例をあげるときにイメージして頂きやすいのは、「シャボン玉」「油膜」「クジャクの羽」の醸し出す色合いだ。

ピンク、グリーン、イエローなどなどの単色が隣り合うことにより、遠目からは見事な色合いを作っている。つまり互いが干渉することによって見える「魅力的な色」という意味だ。

そして私が好きな印象派の絵画にもそれが現れている。それまで重苦しい色や写実主義の絵画が多かったヨーロッパで、光の動きや変化の質感を表現した絵画は美術界のみならず芸術全般に一大転機を起こしたのだから。赤、黄、緑、青などなど原色を隣り合わせて置くことで、それらが淡いパステルカラーや光を作り出す。神秘的な色の世界。その後、ラベルやドビュッシィーの音楽の世界でもそれは表現されていくのだから、音で色のイメージを作り上げることが出来るなんて、ホントにステキっ。

そんな魅力的な色に出逢えるのが、「黒真珠」だ。原理としてはその母貝(黒い貝ボタンご存じですか?その中にある色はすべて真珠になるのです)の持つ全ての色が登場する。黒、緑、青・・・と一括りに呼ばずに、「パステルカラー」とも言えるような淡い若草色やクリーム色などの美しい色も出来る黒真珠。

色のバリエーションが豊富な干渉色を是非堪能してみてください。