くだらない毎日
くだらない仕事
くだらない人々

もお、うんざりだよ。

だから今日は、バイト、体調悪いから、とか言って、早退。

自分なりに頑張ってるのに、なんて甘い考えが通用しないことはわかってる。
でも今日は朝からすごいバイト行きたくなくて、
いやでいやでしょうがないのを我慢して行ってみたら、
なんか、10以上も年下の社員さんに、くだらないことで注意されて、
完全にやる気がなくなった。

ふざけんじゃねーよ、って、マジ、思った。
やってらんない。
馬鹿みたいだ。

自分がどうしようもなく惨めだった。
情けなかった。
不条理だって思った。

だけど、世の中にはもっともっと惨めで情けなくて不条理なことは、
いくらでもある。

もっともっと、救いようがないくらいくだらない人間だって大勢いる。

そんなのに、いちいち腹立てても仕方ない。

10年前は、そういうくだらないことに、いちいち腹立てて、
反抗して、
泣いたりわめいたり抗議したりしたこともある。
でも、心底そういうのに疲れちゃった。

たぶん、自分が年をとったせいだと思う。

前は、そういうくだらない世界を構成してた人たちが、
全部自分よりも年上だったから、
大人社会に対して怒ることができたけど、
自分がすっかり年をとってしまって、気がついたら、
今度は自分よりも年下の人間が集まって、
同じようなくだらない社会を構成してる。

もう、笑うしかないよね。

私が苦しいのは、
大人だから、子供だから、っていうことが理由なんじゃなくて、
もともとあの人たちとは住んでる世界が違うからなんだ、ってことが、
やっとわかってきた。

だけど、どこへ行ったって、どうせ同じような人間ばかりで、
社会はそういうもので構成されていて、
そこから逃げることはできないんだってことも、わかってきた。

中学生のとき、高校生のとき、ずっと、逃げたいと思っていた。
だけど、大人になってわかったのは、
結局どこへも行く場所なんかない、っていうことだけだった。
Cookie 今月号の「NANA」を読んでて、つい泣いちゃったシーン。

ハチがシンちゃんに
「シンちゃん、もしかしてレイラさんの事本気で好きなの?」
ってきいたら、
シンちゃんが涙を流してこう言う。

「分からないよ・・・
大人になったら迎えに行くって言えない僕は・・・
レイラさんを愛してないって事になるの・・・?」

ハチ。
「そんなわけないじゃない・・・
そんな完璧なものだけを愛って呼ぶような
寂しい大人にはならないで


それ読んで、なんだか勇気付けられた気がした。

ゆきのことを考えた。

ゆきと私、世間一般の恋愛と全然かけ離れてるけど、
それでも、二人の間に流れてるのはやっぱり「愛」なんだよね。

本当に好きだったら、いつも一緒にいたいって思うのは当たり前だよ。
わたしだって、いつも、ゆきと一緒にいたい。

だけど、ゆきにはゆきの、私には私の事情があって、
将来の約束なんて、何もない。
でも、ふたりとも、寂しい気持ちを隠して、
なんでもないような顔して、強がって、別々の生活を送ってる。

ゆきのこと想いながら、
誰にも本当の気持ちを言えなくて、
苦しくても我慢して、
くだらない毎日を我慢して我慢して我慢して、
そうやって生きてるんだ。

そんな気持ちを、初めてわかってもらえたような気がした、
マンガの中のひとつのセリフ。

それで救われちゃったりすることも、あるんだね。
ゆき、久しぶりだね。
最近はどうしてる?
最後に電話で声を聞いたのは2週間前だったよね。

ゆき、会いたいよ。

私ね、すごいお金持ちになりたかった。
ゆきに会いたいときに、いつでも新幹線に乗って会いに行けるように、
お金がほしかった。
だから、いろいろ頑張ってみたんだけど、結局どれもダメだったよ。
また、もとの場所に戻っちゃった。

私のほうから連絡しなければ、ゆきからはきっと連絡をくれないことはわかってる。
私との結婚も、きっと、とうにあきらめてしまったことも。
本当のことを言うと、私も、ゆきと一緒になってやっていけるだけの自信がないんだ。
中途半端なんだ。

何もかも捨てて、ゆきの所へ行く気なんて、今はない。
ゆきが、それだけの価値のあるオトコだって、正直、思えなくなっちゃった。

だけど、時々やっぱり、ゆきのことが懐かしくなるよ。
あんなふうにドキドキして、胸が痛くて、本気で泣いたり怒ったり、笑ったり、
そういうのって、ゆきと過ごした時間が最後だった。
ゆきと今みたいに離れてしまって、また私は、
心の底から笑うことが出来なくなったし、泣くことも出来なくなった。

ゆきと一緒にいると、本当の自分でいられたから、
だから、ゆきのことを好きになったけど、
今は、本当の自分の感情を表に出すのがこわいんだ。
泣くことは、いけないことじゃないってわかるけど、
今は、誰の前でも、ゆきの前でも、泣きたくないんだ。

どれだけ孤独でも、ひとりぼっちでも、精一杯強がっていたいんだ。
それが、せめてもの、私のプライドだから。

ゆきと一緒にいて、笑っていられる自信がないんだ。

だけど、ゆき、時々すごく会いたいよ。

もうすぐ冬も終わるよね。
桜が咲く季節を、一度でいいから、ゆきと一緒に迎えたかったな。

私が今でも愛してるのは、
私に毎日電話をくれて、一日に何度もメールで詩を書いて送ってくれた、
あのときの、ゆき。
あのときと同じゆきは、もうこの世には存在しないんだよね。

ゆきは、仕事もなくて、夜はいつでも遅くまで起きていて、
お金はないけど時間はいくらでもあって、
会うと昼間から一緒にワインばかり飲んで、
ギターを弾いたり、抱き合ったり、バンドをやってたときの友達のことを話したり、
まるで現実の中に生きてなかった。

夢と、過去の思い出の中に生きてたんだ。

私が、ゆきと結婚したいって言わなかったら、
今でもゆきは、あの頃の、非現実的で愛すべき、少年のままでいられたのかもね。

ゆき、愛してるよ。
毎日、ゆきの幸せを祈ってる。
私はゆきのために何もしてあげられないけど、
祈ることを知っていて、本当によかったと思う。
どうか、ゆきが、いつも守られますように。
ゆきが、淋しい思いをしませんように。

ゆき、愛してるよ。
イ・ビョンホンとチョン・ウソンの「アスファルトの男」全16話を観終わった。
プロデュースは「美しき日々」や「美しい彼女」のイ・ジャンス。

彼のドラマは、ビデオじゃなくてフィルムで撮影されているらしく、画面がちょっとくすんだようなカンジで、劇画っぽいイイ味が出てる。
哀愁あふれる音楽も、すごく好き。

自動車会社の社長の兄(イ・ビョンホン)とカーレーサーの弟(チョン・ウソン)を中心とした、家族愛のドラマ。

チョン・ウソンの出てる作品を観たのはこれが初めてだけど、超、超、素敵。
イ・ビョンホンよりかっこイイかも。
目がすごく綺麗。

チョン・ウソン、シム・ウナ、シン・ヒョンジュン共演のドラマを新作でみつけたので、それも絶対に観なくちゃ。

「アスファルトの男」にはホ・ジュノとイ・ヨンエも出てた。
あまりタイトルを聞かないマイナーっぽい作品だけど、出来は素晴らしい。
隠れた名作。

イ・ヨンエもやっぱり綺麗だなあ。
「チャングム」のときより、もっと好きになった。
「若者のひなた」DVD1巻~3巻を観終わった。
出演はペ・ヨンジュン、ホ・ジュノ、チョン・ドヨン、チャ・テヒョンなどなど。
「悲しき恋歌」でゴンウの義兄役をやったひとも出てる(主役??でも名前を忘れちゃった・・。ゴメンナサイ)。

1巻に3話収録されてて、全部で20巻くらいあって、かなり長編のドラマ。
最初はストーリー展開がすごく遅くて、???だったけど、
3巻を観終わる頃にはけっこう面白くなってきた。
テイストは「初恋」とちょっと似てる。
登場人物がとにかく多い。
主人公だけじゃなくて、いろんな人物のそれぞれの人生を丹念に描いた作品らしいので、ちょっと期待。