意識するしないにかかわらず、あらゆるビジネスは
マーケティングと切っても切れない関係にあるといえよう。

今日は、イエスの言葉から「マーケティング」を学んでみたい。

十二人の使徒が任命された。
イエスは彼らを方々へ派遣することにした。
派遣にあたり、イエスは使徒たちにアドバイスを与えた。

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イエスはこの十二人を派遣するにあたり、次のように命じられた。

「異邦人の道に行ってはならない。また、サマリア人の町に入ってはならない。
 むしろ、イスラエルの家の失われた羊のところへ行きなさい。

 行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい。
 病人をいやし、死者を生き返らせ、重い皮膚病を患っている人を清くし、
 悪霊を追い払いなさい。

 ただで受けたのだから、ただで与えなさい。

 帯の中に金貨も銀貨も銅貨も入れて行ってはならない。
 旅には袋も二枚の下着も、履物も杖も持って行ってはならない。
 働く者が食べ物を受けるのは当然である。

 町や村に入ったら、そこで、ふさわしい人はだれかをよく調べ、
 旅立つときまで、その人のもとにとどまりなさい。

 その家に入ったら、『平和があるように』と挨拶しなさい。
 家の人々がそれを受けるにふさわしければ、
 あなたがたの願う平和は彼らに与えられる。
 もし、ふさわしくなければ、その平和はあなたがたに返ってくる。

 あなたがたを迎え入れもせず、あなたがたの言葉に耳を傾けようともしない者が
 いたら、その家や町を出て行くとき、足の埃を払い落としなさい。
 はっきり言っておく。
 裁きの日には、この町よりもソドムやゴモラの地の方が軽い罰で済む。」

  マタイによる福音書10:5-15
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イエスのこのアドバイスからあなたは何を学ぶだろうか?

「イスラエルの家の失われた羊のところへ行きなさい」

異邦人やサマリア人の町ではなくイスラエル人の町へ。
イエスは地域を絞るよう勧めた。

イエスは人を分け隔てしたのか。
いや、できるだけ多くの人を助けるため、
最初は一か所に力を集中する必要があったのだ。


「『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい」

イエスは派遣の目的を端的に伝えた。
目的は宣教と癒しだった。


「ただで受けたのだから、ただで与えなさい」

無料のサービスだった。


「帯の中に金貨も銀貨も銅貨も入れて行ってはならない」

いわゆるバーターだった。


「ふさわしい人はだれかをよく調べ、
 旅立つときまで、その人のもとにとどまりなさい」

やみくもに当たってはならない。
誰がふさわしい人かよく調べるように。
そして一度拠点を定めたら、そこにとどまるように。


「その家に入ったら、『平和があるように』と挨拶しなさい」

あくまでも相手のため。
自分の営利を訴えるのではない。


「足の埃を払い落としなさい」

みんながみんな受け入れてくれるわけではない。
断られたからといっていちいち落ち込ます、
パッパと足の埃を払い落して、次に向かえばいい。

おもしろいのは、相手に「平和」を願いながら、
それが受け入れられなかった場合、
「その平和はあなたがたに返ってくる」ということである。


これらはマーケティングやセールスのヒントになるかもしれない。