一人のスピーチが政治の潮流を変えることがある。
経営者ともなれば、人前で話す機会も多いことだろう。
人の心を動かすスピーチはどこが違うのだろう?

家と土台のたとえ話で、イエスは「山上の説教」を終えた。
大勢の人々がイエスの話を聞いていた。

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イエスがこれらの言葉を語り終えられると、
群衆はその教えに非常に驚いた。

彼らの律法学者のようにではなく、
権威ある者としてお教えになったからである。

  マタイによる福音書7:28-29
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群衆はイエスの教えに非常に驚いた。

あなたは誰かのスピーチを聞いて
「非常に驚いた」経験があるだろうか?
あるとすればいつだろう?

群衆がイエスの教えに非常に驚いたのはなぜか。

「彼らの律法学者のようにではなく、
 権威ある者としてお教えになったからである。」

律法学者には知識があったはずだ。
だが、それだけで人々を驚かすことはなかった。
彼らのスピーチには権威が感じられなかったのだ。

それに反し、聴衆はイエスの説教から圧倒的なパワーを感じた。


イエスの使徒パウロはテサロニケという街の教会に宛てた手紙でこう言っている。

「わたしたちの福音があなたがたに伝えられたのは、
 ただ言葉だけによらず、力と、聖霊と、強い確信とによったからです。
 わたしたちがあなたがたのところで、
 どのようにあなたがたのために働いたかは、御承知のとおりです。」
                     (テサロニケの信徒への手紙一1:5)

パウロはなぜ自分の説教が人々に受け入れられたかを語っている。
「ただ言葉だけ」ではなかった、
「力と、聖霊と、強い確信とによったから」。


聴衆に訴えるスピーチに必要なもの。
それは知的で立派な台本ではない。

心から伝えたいメッセージを、魂を込めて訴える。
聴衆は話し手の熱意に打たれるのである。

あなたが本当に伝えたいメッセージは?