昨日は東日本大震災から三年目 改めて亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りいたします。
千葉県在住の私は三年前の震災当日は、近くの公民館に月に一度の高齢者向けレクリエーションのボランティアに行っていました。
お年寄りと工作を楽しんだ後、ちょうど長机を並べてお茶の支度をしていた時にカタカタ机の上の湯のみが細かく揺れ出しだんだん揺れが激しくなり…
たまたま学校が早く終わり、家で留守番中の子供たちが気になり、他のボラさんに断りを入れ、すぐに自転車をとばし(次に大きい揺れが来たら倒れる電柱の下敷きになるかもとビクビクしながら)帰宅。リビングのドアを入った所で次の大きい余震がきました
何せ最寄り駅より海岸までの方が近いわが家、ジャーにあるご飯でおにぎりを作れるだけ作り2階に避難したまま一晩過ごしました。
一晩中津波注意報の防災アナウンスが聞こえ、停電で真っ暗な中余震は続き全く眠れず、猫たちも余震のたび家中を走りまくりうろたえていました。
停電していたため、TVで津波の映像が見られなかったのはかえって子供にさらなる恐怖感を与えなくて良かったかも知れませんが
当時6年生だった末息子はその後しばらくは一人での留守番を嫌がりました。
良かったなあと思ったのは、地震発生時、家族の居場所がバラバラではあったけども全員がみな誰かしらと一緒にいたこと、一晩帰れなくても誰かしらと話し合いながらいられた事は助かりました。
震災後3年、まだ数多くの被災者の方々には、心身の影響が強く残っていると言います。震災関連死も増えているそうです。
復興が滞り長い仮設住宅の生活の悪い環境で心身の不調を訴える方も多いとか。
3年経っても被災者の周囲は全く改善されないままの事が多いと
今日から4年目に…ではなく、今日もまた昨日から続く、いえ3年前からの延々続く毎日の続きなんだ、と思わなくてはと心しました。
地震はこの国に住む限りは逃れられません。
今後もいつどこで大規模地震が起きるかわかりません。
東日本大震災が過去の事とするのは間違いですよね。
日本では「震災」はいつまでも過去ではない、済んだ事ではないと思いました。