朝4時30分。

白い衣を纏った不可視の存在に起こされた。

ハッとして見ると、その存在は1人ではなく4人い

て部屋の中に立っていた。

彼らは「聖白色同胞団」だと名乗り、しばらくの間

我が家に滞在した。

「聖白色同胞団」は宇宙と地球に存在していて、

宇宙白色同胞団の本部はプレアデス星団のアンタ

レス星にあり、地球聖白色同胞団の本部は地球内部

の地下都市にあるらしい。

地球白色同胞団では、大師は12人いてイエスキリストも、その一人だと言う。

大師にはそれぞれ10人ずつの弟子がいて、更にそ

の下には144人の弟子がいるとのことだった。(実

際に地球上では14万4千人いるらしい。)

彼らの働きは、人類啓発の為の様々な計画を担って

いるとのことだった。

それからしばらくして、不思議な夢を見た。

私はどこか広い講堂のような所にいた。

周りには千人くらいの聖白色同胞団の人たちがい

た。

すると、講堂の高い天井からゴンドラのようなもの

に乗った一人の大師が降りてきた。

彼は、千人くらいの人たちに向けて説法のような話

をした後、全世界に広めるよう促した。

それを聞いた千人の人たちは、一斉に講堂を後にし

て全世界へと出て行ったのである。

当時、私は自己啓発や精神世界にとても興味を持っ

ていた。

彼らとの出会いは、そんな私への招待だったことを

後々に知ることとなった。

次回は、8月6日頃「水星への旅」を更新予定です。