イーリャ1日目 の巻
さて、旅行2日目。
いざ、イーリャに向かいます。
先輩隊員さんからの紹介で、事前にナカラからイーリャまでのタクシー運転手さんと連絡をとっていて、朝時間ぴったり9時に迎えにきてくれました。
これはすごい事です。
時間通りにモザン人がきた!!!
4人で歓喜です。笑笑
道中はやっぱりモザンビークって広いなぁ…という景色。けど似た異なる物というか、地方だからか、広いながらも少し違う景色に見えます。
途中、バオバブが見れるポイントがあるという事で立ち寄ってもらいました。
初めて観た本物のバオバブ。
やっぱりでっかい!!!笑笑
そして岩みたいに硬い!!!
面白いのは、このバオバブ、フツーに民家の敷地内にあるやつなんですね。
ですけど流石モザン、入って写真撮るぞーの運転手の一言で、あとは自由笑笑
写真を撮りながらきゃっきゃしてる私たちをみる現地の人たちがあちこちからいつのまにか集まる。そりゃ、不思議よね。彼らにとっては何も特別ではない景色で散々写真とってるわけですからね笑笑
お邪魔しました!
いよいよ!
イーリャに渡ります。
全長3キロの橋を渡ります。
本来ならお金を払うんでしょうけど、運転手さんはイーリャの住民なので顔パス。
天気も相まって、水色の綺麗な海が広がってました。
2日間泊まる一軒家に荷物を置いて、ひとまず街の散策です。
イーリャの歴史は、元々モザン人が住んでいるところにポルトガルからインドへの物流の為の航路の途中の中継地として使われた場所です。
そのため、やっぱり色濃く残るポルトガル王朝の名残り。
モザンビーク、だけど西洋風の建築たち。
美しい街並みです。
お昼は美味しいよ〜と運転手さんに聞いたレストラン。観光客むけではあるんでしょうが、その割には値段はリーズナブルに感じました。
店内もとってもおしゃれ!!
店員のお兄さんもとっても親切で、快適なランチでした。
モザンの伝統料理に、マタパというものがあります。キャッサバの葉っぱとココナッツを混ぜて煮込んだもの。イーリャでは、マタパ デ シリシリが有名だよーとのことで、こちらをいただきました。いつものマタパ、これもどこに行っても同じ味は無いというか、同じ料理なのにここのマタパは好きだけど他はあんまり好きじゃ無い…とかがあります。
私も正直マタパは基本好んでは食べないけれど、名物なら!という事で食べました!!
結果、めーーーーっちゃ、おしい!!!!!
キャッサバの葉っぱではなくて、シリシリという葉っぱなんですが、茎わかめの様だけどあんなにコリコリ食感ではなく、柔らかい…けど、海藻みたいな…なんか不思議な感じ。けど美味しい!!
秒でハマりました笑笑
アンチョビのピザとイカフライも頼んだけど、全部美味しかった。
大満足です。
美味しいご飯とビールのあとはまたまた散策。
やっぱり、どこに行っても大切な教会。
とっても美しい白。
昔の建築って本当に芸術的です。
夜ご飯は自炊なので、市場に向かいました。
あまりに人だかりができて、子どものものせびりが多かったので写真は取れませんでしたが、島自体の面積が小さいので野菜はやはり本土からのものが全て。あまりいいものとは言えませんでしたが、トマトやら玉ねぎやら買いつつ、キャッサバ(モザンビークではマンディオカと言います)
があったので購入。
お魚も売っている場所を聞いて行ってみました。
さすが島。新鮮なお魚たくさんでした!
イカと、タイ(多分)を購入し、道で歩き売りしていた少年からも、綺麗なアジを買いました。
タイとイカはアクアパッツァに。
アジは開いて素揚げ焼きに。
マンディオカはフライに。
どれも大満足!!!
みんなでやいのやいのいいつつ作って、
おしゃべりしながらたべる。
楽しい一日目でした。
余談ですが、コロナ前は協力隊の隊員がイーリャにもおりました。
コロナ以降、情勢なども考慮してまだまだ首都に近い場所にしか派遣されていませんが、今後は拡大していくそうです。
町を歩いていると、中国人いじりもまぁありはするんですが、日本人??と第一声で聞いてくれる人たちがいました。
昔ここにもいたよ、私の友達なの!!
日本人の友達がいるんだよ〜
なんて嬉しそうに話しかけてくれる気のいいモザンの人々。
こうやって、先人たちが築いた関係性に私たちは救われたり、世界を広げてもらえてるんだなぁと思う反面、自分ももう少し任地でモザン人たちと関わろうと思えました。
イーリャはきっと住むにはすごく不便です。
野菜も手に入りづらい、小さな島のコミュニティだからこそ、いい面も多いけどそれによる弊害もあったはず。
けれど、イーリャに住めるのならもう一度モザンビークで協力隊したいなぁ〜と思った1日目の夜でした。笑
次は2日目のあれこれ!
ではまた!