「カネなんぞ取られてたまるか」。

と必死に自分のフトコロを守ろうとする滞納者に対して、

「アンタはそこが根本的にまちがっている。滞納金はわれわれみんなの財産の一部なのだ」。

という気概がなければ、本来、勝てる争いにも負けてしまうだろう。

義務違反者は見過ごさないということが、自分たちの財産を守ることにつながるのだという認識の統一が不可欠なのである。

マンション管理組合の役員を自ら買って出る人は少ない。
ましてや理事長を引き受けるなど、よほどのヒマ人だろうとカゲロをたたかれる。