その際、どちらにしても工事が大掛かりにならないに越したことはない。

一部屋を二部屋にする場合は、初めから出入口、窓、空調機の位置などを確保しておけば、いつでも収納家具などで間仕切り壁をつくれる。

しかし、二部屋の間仕切り壁を壊すとなると多少の補修工事が必要になる。

それでも無傷でできないかと思うのが、建築家の変なエゴ。

このエゴがデイテールをつくり出す。

心地好さを生む風の動線計画。

日本の夏は年々暑くなってきている。

そんなことをいうと、大正一桁生まれの母から、「そんなことないわよ、戦前も、油ぜみがなき続ける暑い夏はあった」と反論される。