『銀幕頼り・キャデラック・レコード』
撮影中の、中抜け時間を利用させて頂き、映画見てきました。
『キャデラック・レコード』伝説のミュージシャン達がスターダムを上り詰めるまでと、その苦悩、アメリカの人種問題と、音楽との深い関わりを豪華キャストで送る、 リアルブルーズストーリー!!
まぁあの、題材がね、もう個人的にドストライクだったんで、一時撮影の事を忘れて完全に、入り込んじゃいましたよね![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
〈あらすじ〉
人種に対する偏見を持たない白人男性のチェスは、ただキャデラックの美しさにに憧れ、黒人音楽専門のバーをつくる。チェスの先見の明によって、そこには、マディ・ウォーターズや、リトル・ウォルター、ハウリン・ウルフ、エタ・ジェイムスに、チャック・ベリーといった、後にアメリカの音楽の歴史を大きく変えてしまう程の偉大な才能達が集まるのだった・・。彼らを、多少強引な手腕を使いながらも、次々にレコード会社に売り込んでいくチェス。そして農場からスターダムに上り詰めて行く黒人ミュージシャン達。念願のキャデラックを手にするチェス達だったが、白人と黒人の埋められない人種問題から、しだいにマネージメントと、アーティスト達の間に確執が生まれ始める。チェスは友情とビジネス、そして愛情の狭間で苦しみ、いつしか栄華を誇った「ブルーズ」というジャンルは白人達の手に渡り、ロックンロールと呼ばれるようになっていたのだった・・・。
ブルース誕生のその陰には、人種差別のより色濃かった当時のアメリカ社会の抑圧への黒人達の反骨真があったんだなぁ。
マネージャーとアーティストとの関係に視点を置いていたストーリーだった事も、特に珍しくて面白かったですね。偉大なアーティストの陰に敏腕マネージャーあり。タレントとの出会いから始まって、育成、売り出すまで・・と、職業柄、よけいに身近に感じちゃいましたよね。
そしてこの映画で描かれている、もう一つの大きな見所である、ブルーズからロックンロールまでの歴史・・。
若き日の、ローリングストーンズが、マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフらに比べて、ちょいダサに描かれていたのが印象的。当時ストーンズにとっては、マディ達がアイドルだったんだから、当然か・・。(でも、もっとかっちょ良かったぞ実際わ。)
黒人の才能と、白人社会との複雑な関係は、現代の日本人の僕らには、実感が難しいテーマでもあり新鮮(その点、日本はある意味とても平和)。
まぁね、堅苦しく書きましたが、とにかく面白かったっす。
音楽好きはもちろん、俳優やマーネージャさんが見ても楽しめるないようなんじゃないかなと。
えー、話は少し変わりますが、「好きな音楽はどんなの聴くんですか?」ってたまに聞かれる事あるんですよ。
「まぁ、とりあえずロック系?なんだと思います」と僕は答えるわけなんですよ。
大きくくくると、間違った事言ってないはずなんだけども、いつもちょっぴり違和感を覚えてしまう。
だいたいロックって言葉自体どうなのよ?なんて思ってしまいます、実わ・・。どこまでがロックなの?つって。ロックってなんじゃい?ジャンルかい!?そういうコード進行なんかい!?つって?
そして、自分結構音楽の趣味に、節操なくて、イギリス系から、アメリカ系、インダストリアルから、原始的なヤツまでなんでも聞いちゃいますし。
ひとくくりにすると、ロック系ってことになるんでしょうけども・・なんとも言葉足りない。
しかしまぁ、この映画見てもらえればロックってよくわからない存在のルーツを、感じる事ができますよ。
だから、この映画見た人には、「俺は、ロック好きなんだと思う」って胸張って言えますヾ( `▽)ゞ
アメリカ映画が凄いのは、そのスケールや人種の多さと同時に、日本では考えられないような闇を抱えているからなんだぁと、なぜか映画館はいる前に思っちゃいました。
以前から、ご紹介させて頂いてるお気に入りの作品の一つ、『クラッシュ』って映画も、ロサンゼルスの抱える人種問題と人間の本質との葛藤みたいなものを感じちゃいましたし、なんだかこのテーマ、僕にとっての、ツボなんですかねぇ。
今年は三本しか映画館で、映画見てないけども、はずれがねぇ。おすすめです('-^*)/
『キャデラック・レコード』伝説のミュージシャン達がスターダムを上り詰めるまでと、その苦悩、アメリカの人種問題と、音楽との深い関わりを豪華キャストで送る、 リアルブルーズストーリー!!
まぁあの、題材がね、もう個人的にドストライクだったんで、一時撮影の事を忘れて完全に、入り込んじゃいましたよね
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
〈あらすじ〉
人種に対する偏見を持たない白人男性のチェスは、ただキャデラックの美しさにに憧れ、黒人音楽専門のバーをつくる。チェスの先見の明によって、そこには、マディ・ウォーターズや、リトル・ウォルター、ハウリン・ウルフ、エタ・ジェイムスに、チャック・ベリーといった、後にアメリカの音楽の歴史を大きく変えてしまう程の偉大な才能達が集まるのだった・・。彼らを、多少強引な手腕を使いながらも、次々にレコード会社に売り込んでいくチェス。そして農場からスターダムに上り詰めて行く黒人ミュージシャン達。念願のキャデラックを手にするチェス達だったが、白人と黒人の埋められない人種問題から、しだいにマネージメントと、アーティスト達の間に確執が生まれ始める。チェスは友情とビジネス、そして愛情の狭間で苦しみ、いつしか栄華を誇った「ブルーズ」というジャンルは白人達の手に渡り、ロックンロールと呼ばれるようになっていたのだった・・・。
ブルース誕生のその陰には、人種差別のより色濃かった当時のアメリカ社会の抑圧への黒人達の反骨真があったんだなぁ。
マネージャーとアーティストとの関係に視点を置いていたストーリーだった事も、特に珍しくて面白かったですね。偉大なアーティストの陰に敏腕マネージャーあり。タレントとの出会いから始まって、育成、売り出すまで・・と、職業柄、よけいに身近に感じちゃいましたよね。
そしてこの映画で描かれている、もう一つの大きな見所である、ブルーズからロックンロールまでの歴史・・。
若き日の、ローリングストーンズが、マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフらに比べて、ちょいダサに描かれていたのが印象的。当時ストーンズにとっては、マディ達がアイドルだったんだから、当然か・・。(でも、もっとかっちょ良かったぞ実際わ。)
黒人の才能と、白人社会との複雑な関係は、現代の日本人の僕らには、実感が難しいテーマでもあり新鮮(その点、日本はある意味とても平和)。
まぁね、堅苦しく書きましたが、とにかく面白かったっす。
音楽好きはもちろん、俳優やマーネージャさんが見ても楽しめるないようなんじゃないかなと。
えー、話は少し変わりますが、「好きな音楽はどんなの聴くんですか?」ってたまに聞かれる事あるんですよ。
「まぁ、とりあえずロック系?なんだと思います」と僕は答えるわけなんですよ。
大きくくくると、間違った事言ってないはずなんだけども、いつもちょっぴり違和感を覚えてしまう。
だいたいロックって言葉自体どうなのよ?なんて思ってしまいます、実わ・・。どこまでがロックなの?つって。ロックってなんじゃい?ジャンルかい!?そういうコード進行なんかい!?つって?
そして、自分結構音楽の趣味に、節操なくて、イギリス系から、アメリカ系、インダストリアルから、原始的なヤツまでなんでも聞いちゃいますし。
ひとくくりにすると、ロック系ってことになるんでしょうけども・・なんとも言葉足りない。
しかしまぁ、この映画見てもらえればロックってよくわからない存在のルーツを、感じる事ができますよ。
だから、この映画見た人には、「俺は、ロック好きなんだと思う」って胸張って言えますヾ( `▽)ゞ
アメリカ映画が凄いのは、そのスケールや人種の多さと同時に、日本では考えられないような闇を抱えているからなんだぁと、なぜか映画館はいる前に思っちゃいました。
以前から、ご紹介させて頂いてるお気に入りの作品の一つ、『クラッシュ』って映画も、ロサンゼルスの抱える人種問題と人間の本質との葛藤みたいなものを感じちゃいましたし、なんだかこのテーマ、僕にとっての、ツボなんですかねぇ。
今年は三本しか映画館で、映画見てないけども、はずれがねぇ。おすすめです('-^*)/