「 銀 幕 便 り 」 『 モンスターと完全犯罪 』 | 高山猛久ブログ「高山猛久のMY PRIVATE PRESS FACTORY」 by Ameba

「 銀 幕 便 り 」 『 モンスターと完全犯罪 』

  最近、しっかりとハマっちまっているのが、こいつ 『 モンスター 』。


 愛蔵版が発売されて読み始めてからというもの、


 僕の心をがっちりと掴んで離さない。




            モンスター







 「 最近ハマってるんすよぉ。 」 と、周りに触れ回って歩いていると、


 『 東京深夜舞台 』 の同志、柳川薫平監督と、相川の兄貴に


 「 なんで今更なの? 」 と かるく突っ込まれてしまった・・・。 




 基本、


 自分が世の中の流れから遅れていた事を感じている今日この頃・・・。






 ほら、あれだ、


 僕はその昔、助けた亀が、アメリカなんかに連れて行ったりするもんだから、


 6年ぐらいあれで、その辺が浦島太郎だったりするのだ・・・。




 それにしても、面白いんですよこれがっ!




    前半のちょっとしたネタばれありの、あらすじ 




   主人公は天才外科医、天馬賢三。


   自分が執刀して助けた子供が、天才的な完全犯罪者(?)に


   育ってしまい、罪悪感からそのモンスターの命を自らの手で、


   再び絶とうと旅に出るっていうお話。 


   ベルリンの壁崩壊時のドイツを舞台に繰り広げられる、極上サスペンス。






 各エピソードが、テレビドラマになりうるような題材で充実!!  




 主人公は天才外科医なんて呼ばれているけど、


 けっして完璧なスーパーマンじゃぁなくて、そこがこの物語の魅力かなぁ。




 噂によると、ハリウッドが映画化の版権を買ったとか買わないとか・・・。


 この作品の規模の映画化は、やっぱりハリウッドになるのかな。


 舞台はドイツだし、大規模なセットも、白人キャストも必要だしね。


 主人公は日本人なんだけどなぁ。






 なんだか僕は、知能犯というか、完全犯罪者のキャラクターに


 魅力を感じます。


 いつか一度は演じてみたいと思っているのが、完全犯罪者の役!


 俳優にもそんな演技が出来る人に魅力を感じる事が多い。


 


 ほら、


 「 実体験では体験できないような体験が出来るから、俳優になったぁ 」


 なんて、よく耳にするじゃないですか。




 きっと僕もその口なんでしょう。


 あぁー、完全犯罪演ってみてぇ!




 はいっ! 


 そして完全犯罪出来そうもない、キュートな奴らの物語がこちら


 『 銀行強盗前夜




 こっちもよろしく!