管理栄養士・インナービューティープランナーのゆりです(^^♪
数年前から「メタボ」「内臓脂肪症候群」などの言葉が知られ、
お腹周りのお肉が増えるとあまりよくないということはご存知の方も多いと思います。
実は、内臓脂肪はただたんに中性脂肪を貯蔵しているだけではないのです!!
内臓脂肪からは「アディポサイトカイン」という色々な働きをする物質が分泌されています。
アディポサイトカインは
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レプチン
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アディポネクチン
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TNF-α
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アンジオテンシノーゲン
などの総称です。
上の4つのうち良い働きをするのが、レプチン、アディポネクチン、
悪い働きをするのが、TNF-α、アンジオテンシノーゲンです。
善玉
レプチン
脳の視床下部に働きかけて食欲を抑える
交感神経系を刺激してエネルギー代謝を活性化
ただし、体脂肪がたまると、、、
レプチンの分泌が増え、血液中レプチンが増え
レプチンの食欲を抑える働きが弱くなるためです。
(レプチン抵抗性といいます)
アディポネクチン
筋肉でのブドウ糖の取り込みを促し糖尿病を予防します。
また、脂肪酸の酸化を促し、脂質異常症を予防します。
さらに血管を守る働きもあり、動脈硬化予防も期待できます。
悪玉
TNF-α
内臓脂肪が増え、TNF-αが増えると、血糖値を下げるホルモン「インスリン」の働きが弱まり血糖値が上がりやすくなります。
アンジオテンシノーゲン
内臓脂肪が増え、アンジオテンシノーゲンが増えると血圧が上がりやすくなります。
内臓脂肪が増えると、悪玉アディポサイトカインによって生活習慣病を引き起こします。
食べ過ぎたなーと思ったらスクワットするのがおすすめ(*^^*)
食べたいものを我慢するのではなく、美味しくいただいて、運動やその前後の食事で調整します。
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