こんばんは♡
管理栄養士・インナービューティープランナーのゆりです(^^♪
以前、お菓子作りに私が使っている油についてご紹介しました☆。
今回は脂肪酸の中でもよく耳にする「トランス脂肪酸」についてお伝えします。
トランス脂肪酸とは?
液体の植物油に手を加え、バターのように固形にしたものです。
トランスは「横切って」という意味。
少し難しいですが、
通常は水素が炭素の二重結合を挟んで同じ側にありますが、手を加えることで水素の位置が変わります。
これをトランス脂肪酸といいます。
水素の位置が変わることで、通常常温では固まらない植物油が常温で固まるようになります。
具体的にはマーガリンやショートニング、ファットスプレッドがあり、
バターのようにクッキーをサクサクにしたり食べ物をおいしくしてくれます。
価格もバターと比べて安いため、市販のお菓子などによく見られます。
日本では食品中のトランス脂肪酸について表示の義務はなく、
摂取量に関しても制限は設けられていません。
(日本人のトランス脂肪酸摂取量は極めて少量のため)
→摂取量の制限がないなら、トランス脂肪酸をとってもいいのでしょうか?
トランス脂肪酸が身体に与える影響
- 消化するときに身体に負担がかかり、消化酵素がたくさん必要。(プラスチックを食べているのと同じとも言われます。)
- 脳の細胞の6割は脂肪でできているが、脳細胞膜の性質が変わりウイルスや毒素が侵入しやすい。
- 身体のあらゆる細胞(特に脳)に有害
このようにマーガリン、ショートニング、ファットスプレッドを摂るメリットは一つもありません。
市販のお菓子を選ぶ際には、商品の原材料表示を確認して、マーガリン、ショートニング、ファットスプレッドが入っていないものがよいです。
自宅で使う油は、加熱調理にはエキストラバージンの菜種油、米油、ココナッツオイル、オリーブオイルを、
生食にはエキストラバージンのオリーブオイル、亜麻仁油、えごま油にしています。
私は自宅では油分としてナッツ、菜種油、米油、ココナッツオイル、オリーブオイルなどを使用して作ったお菓子を楽しんでいます。
油を控えるのではなく、質の良いものを摂りましょう(^^)/