キリスト教原理主義な生物学者さん達は、
世界が聖書で記述された通りに創られた、という作り話でお金を稼いでいる。
「創造科学」という娯楽産業の一種だそうだ。
以前にも書いた けど、旧約聖書にちりばめられた挿話の大半は、
古代メソポタミア文明で書かれた人気小説を
シナイ半島周辺に住んでいる人向けに作り変えただけの代物であって
世界の真実を描いたものではないっぽい。
でも、その手の作り話なら、
キリスト教原理主義者ではない人でも幾らでも創れるよね。
例えば、こういうのはどうだろう。
「 波動関数 が収縮するのは、神の愛のお蔭である」とか。
この場合、ミクロでは不安定であるはずの世界が
マクロでは優れて安定した実在となっているのは、
神が「波動関数の収縮」という形で「 精妙なる調律 」を行っているからだ、
みたいな与太話が出来そう。
「つまり、聖書は量子力学を先取りしていたんだよッ!」
「な、なんだってーΩΩΩ」
実際、人類が生んだ稀代の大天才 ゴットフリート・ライプニッツ さんも、
これと似たようなことを主張していたけどね(※予定調和説)。
こうなると、マリアの「処女懐胎」とは、
ヒッグス場による質量獲得の寓意である、といった与太話に転化できる 笑
「つまり、聖書は素粒子物理学を先取りしていたんだよッ!」
「な、なんだってーΩΩΩ」
創造科学のエラい人、ウチを雇ってくれたらエエ仕事しますえ ヾ(゚∀゚`)