今回は妖怪マンガに分類される「どろろ」です叫び
実写映画にもなったので知っている方も多いと思います。

舞台は戦国時代。
主人公は「百鬼丸」という少年侍とコソドロ少女「どろろ」。

百鬼丸は生まれながらに48体の妖怪に体の各パーツを奪われており
それを取り返す旅に出ます。
一方どろろは両親を間接的に武士に殺されるという過去を持ち
生きていく力を百鬼丸の刀に見いだして付いて行くことになります。

百鬼丸が体の各部位を失った原因は実の父である「醍醐景光」にあります。
醍醐はなんとしても天下を自分のものにしようと妖怪と契約するのです。
生まれてくる我が子の体を差し出すことで契約は成立し
醍醐は戦国大名として天下を統一する力を手に入れます。

この魔との契約という表現は多くの作品に登場しますが
ゲーテのファウストが元になってると思います。
実際手塚先生も「百物語」や「ネオ・ファウスト」などで何度もアレンジした
ファウストを描いていることからお気に入りだったんでしょう。

百鬼丸の父親醍醐は弱い人間です。欲を満たすため妖怪の力に頼ってしまい
滅びの道を進みます。しかし読み手はそんな醍醐に共感する部分もあると
思います。自分ではどうしようもない壁にぶつかったとき何かに頼りたくなっちゃいますよねにひひ