この「アラバスター」は数ある手塚作品の中でも
1・2を争うダークな内容になっています。
手塚先生本人もこの作品には酷評しており
いわくつきの一篇なのでありますドクロ

主人公アラバスター(ジェームズ)
元オリンピック金メダリスト。
それも様々な種目で計6つの金を獲得するという
スポーツの天才でした。

ある日、想いを寄せていた女優のスーザン
ルックスについて暴言を吐かれ
彼は自分の容姿にコンプレックスを抱くようになります。

そんな中人身事故を起こし、刑務所に入ったジェームズは
ある科学者と出会い「物体を見えなくする光線銃」を手に入れます。
自暴自棄に陥っている彼は自分自身にその光を当てます。
すると耐えられない激痛が彼を襲います。
途中で我慢ができなくなり光線から逃れると
なんと血管や筋肉がむきだし
見るも無残な姿に成り果ててしまったのです。

彼はそれから美しいものに対し
激しい憎悪を感じるようになり、彼の世界創造計画が始まるのです・・・

コンプレックスは誰しももっており
それを糧によりよい自分になろうと努力するかアップ
もしくはくさってしまうのかダウン
みなさんならどっちの道を選びますか?