今日から9月定例会が始まりました。10月5日までの長丁場です。

 

 今日初日は、私たち共産党が6月定例会で提案した「市立小中学校の給食費補助金の交付に関する条例案」が、本会議で採決されました。残念ですが、否決されました。

 

 賛成は、共産党(4)、緑・市民自治こがねい、こがねい市民会議、生活者ネットワーク、情報公開こがねいの9名。

 反対は、自民党(4)、公明党(4)、民進党(3)、改革連合、こがねいをおもしろくする会、小金井の明日をつくる会の14名。

 たゆ久貴市議会議員が賛成討論をしました。


 小金井市教育委員会は、今年の3月に学校給食費を値上げしました。

値上げ内容は、

小学校 1・2年生は4,200円から4,369円

      3・4年生は4,530円から4,726円、

      5・6年生は4,870円から5,066円、

中学生 1年生から3年生  5,210円から5,449円です。

 

 小金井市の学校給食費の負担は、多摩26市の中で一番高くなっています。少しでも軽減することは子育て支援の一環です。

 

 今回の提案は、小学生は月200円、中学生は月300円です。1800万円の費用があればできます。

 昨年度の決算では、20億円の繰越金が出ていますが、この0.9%で実現できます。

 

 反対を唱える議員は、「近視眼だ」と。

 何をもって近視眼だと言われるのか。

 子育て支援の一つに経済的支援は欠かせません。

 国も学校給食費を無償化する方向性です。そこまで行きつくに

 は時間がかかるため、まず補助金を支給することで、一歩前へ

 進めようという趣旨でした。将来を見据えた条例提案です。

 

 これに懲りずに引き続き、市民の中で世論をひろげていき、必ず実現できるるようにしたいと思います。