

稲葉市長は、9月12日に、突然リース庁舎を取得するといって、24日までにリース庁舎取得に係る補正予算を議決してほしいと議会に説明してきました。
私たちは、あっけにとられる事態でした。
市役所庁舎は以下のような変遷を経て、市民も議会も翻弄されてきました。ここでさらなる方針変更に市のやる気のなさと重要課題を先送りする自民、公明、民主市長に嫌気がさすほどです。
「市役所ホームページから」抜粋
■1988年度(昭和62年度)に、武蔵小金井駅南口再開発の調査を行い、その中で公共施設の立地を含め、庁舎位置についても検討を行いました。その結果、昭和63年5月にシビックゾーンとして示されている現在の第二庁舎の位置が、庁舎の位置として公表されました。
■しかし、市は当該地への庁舎の建設について土地所有者と協議を行いましたが、土地所有者にその意思がないことから断念しました。
■その後、土地所有者から当該地に庁舎ビルを建設し賃貸することへの意向が示されましたが、「リース庁舎計画の白紙撤回を求める請願書」が採択されて市議会の意思が示されたことにより、検討を中断しました。
■1991年(平成3年)3月には、蛇の目ミシン工業(株)が所有する土地の処分問題が持ち上がり、当該地の取得についての請願、陳情が市議会に提出され、全会一致で採択されました。そのことを受けて、当該地を「公共公益施設建設用地」(後に「庁舎建設予定地」としました)として取得することを決定し、同年、土地開発公社が取得、1992年(平成4年度)には市が土地開発公社と売買契約を締結しました。
しかし、条件整備などで建設までに10年の期間が必要と判断し、その間の庁舎利用として現在の第二庁舎を賃借しましたが、その後のバブル経済崩壊後の財政状況等により庁舎建設基金の積み立てができず、蛇の目ミシン工場跡地への早期の新庁舎建設が困難となっていました。
そこで、2000年(平成12年)7月に武蔵小金井駅南口地区市街地再開発事業による駅周辺整備の完成を目指すため、当該再開発地区の第2地区に庁舎等シビックセンター機能を導入する「武蔵小金井駅南口地区市街地再開発事業に係る市の方針」を決定しました。しかし、当該再開発事業の進捗状況等から、第2地区への庁舎整備は行われておらず、現在に至っています。
また、2009年(平成21年)1月には「小金井市の市役所建設場所を選ぶ住民投票条例」の制定を求める地方自治法の規定による直接請求が提起されましたが、市議会臨時会で否決されました。
直接請求による条例は、否決されましたが、1万人アンケートでは60%を超える市民が「別の場所に新庁舎を建設するべき」と答え、リース庁舎の買取りを選択した市民はわずか14%でした。
この結果を受け、そして、2011年、とうとう市長はジャノメ工場跡地への市役所建設を進めることを表明しました。
そしてこの2014年9月に、ジャノメ工場跡地への建設は先送りし、リース庁舎を18億円で買収する方針を示したのです。
誰が考えてもこんなにくるくる方針を変更するなどあり得ません。
ぜひご一緒に声を広げましょう。