昨日は、厚生文教委員会が開催されました。


 小金井学童保育連絡協議会のみなさんから、平成22年度学童保育の運営体制の見直しについての方針を撤回することを求める陳情書が提出されました。署名数は3800名を超えています。


 小金井市の学童保育所は、小学校の敷地に寄り添う形で設置されているところがほとんどです。直営を守り続けて、子どもたちの放課後の安全確保、共働き家庭の子どもの成長にも欠かせない場となっています。

 わが家も大変お世話になり、親同士のきずなも深めることができた場所でもありました。


 小金井市は第2次行財政改革大綱で、学童保育の民間委託化を打ち出しました。しかし、児童福祉審議会は、学童保育の民間委託化のメリットは見いだせないとして、民間に委託する場合でも、慎重にするべきという答申を提出しています。

 稲葉市長は、第2次行革大綱の時期に、学童保育の民間委託化の目標は達成できませんでした。


 こんな中で1昨年、民間委託推進議員が、市議会の中でサービス向上を錦の御旗にして、運営体制についても検討すべきと、行政のお尻を叩いていました。


 そして、昨年から、指導員、父母、行政の3者によって、学童保育のサービスの質をどのようにしたらよいか、運営基準について、協議を進めていたところでした。


 小金井市は今年策定する第3次行革大綱の中に、父母に十分に説明もしないで、学童保育を2010年度から順次委託化する方針を明らかにしました。

 

 昨日の厚生文教委員会で父母からは、


 学童保育のサービスの質をどのようにするのかという協議をしている最中に、民間委託を計画に盛り込むことは、何のための協議会なのか、私たちは、民間委託化はだめだといっていない、サービスをどうしたらよいかということをまずは考えようといっている。多くの父母から、協議会に出ていた代表が責められた、

と、市政の市民参加と協働のあり方を厳しく批判しました。

 

& 学童保育の父母のには、民間委託でもいいではないかという意見と民間委託反対の意見とが存在していることも、陳述者は明らかにされていました。

 多くの父母の皆さんの率直な実情だと思います(森戸)。


 私は、小金井市に対し、小金井市のやり方は「市民協働」などとは到底言えない。

ある意味、市民は騙されたといわれても仕方がないやり方である。

 まずは陳謝すべきではないか、そして、正常化したうえで、協議をするべきだときびしく批判しました。


 公明党の議員からも、「民間委託先にありきでは、話ができない。民間委託についての考えはいろいろあるが、いったんわきに置いて話し合うべきではないか」と、これまでと、ニュアンスが違う発言がありました。


 すると稲葉市長は怒って、「公明党はこれまで民間委託を言っていたじゃないですか!」と爆発。平成22年度の民間委託化の方針を撤回するつもりはないと最後まで強弁しました。

 

 陳情書の結論は、民主党の議員が健康上の理由で欠席でしたので、、陳情書の結論は予備日に持ち越されました。それまで各会派がどのようにしていくのか考えることになりました。


 第3次行革計画案のテーマは「市民協働」、「公民連携」。しかし、市民の頭越しに方針を出すということでは、まったくかけ離れたやり方と言わざるを得ません。