9月に入る前、町会、自治会や市内の団体には「こきんちゃん缶バッジ」が配布され、「こきんちゃん あいさつ運動」なるものが始まりました。市議会議員にもこの「缶バッジ」が配布されています。
ところが、このバッジの裏面には番号が入っており、市役所が名前と番号を管理しているのです。
そのうえ、なくした場合は「紛失届け」を出すことになっており、あわせて他人に渡したりしないようにという注意書きまで書かれた文書を突然渡され、困惑しているという状態です。市民からは「何のために」と戸惑いの声が寄せられています。
日本共産党の質疑で、これは稲葉市長が会長の「小金井市安全・安心まちづくり協議会」が配布したもので、あいさつ運動で、犯罪をなくそうという意図のもとで始まり、2万個を作成。悪用されては困るので、番号をいれて誰のものかわかるようにしたということが、明らかになりました。
日本共産党は、以下の意見を述べました。
「①あいさつをすることは良いことであるが、それは自発的なもので強制されるものではない。しかも、欲しいといっていないのに勝手に「缶バッジ」を渡され、なくしたら始末書ということだが、安全・安心まちづくり協議会がそこまで強制力を持っているのか。
子どもたちにも渡されているが、その説明の中で缶バッジをつけている人は安全な人という説明をされている学校もある。つけていない人は、問題の人ということにはならないはずである。缶バッジで区別するようなことがあってはならないし、悪用されるようなものを作ることのほうが問題である。自主性を持ったあいさつ運動にすべきだ
②こきんちゃんというイメージキャラクターがひとり歩きし、こきんちゃんを使って、市の言うことを聞きなさいということになりはしないか懸念する。戦争体験者からは、戦前の1億国民精神総動員と同じではないかという声も出されている。市がイメージキャラクターを使用するに当たっては、配慮すべきだ」
稲葉市長は、質疑の中で「強制するものではない。缶バッジは返してもらってよい。返したからといって、あいさつ運動に協力しないということにはらない」と答弁しました。