12月定例会が始まりました。
案件は多くないものの、中身は多くの課題を抱えた中での、議会です。
一つには「名誉市民条例」が提案されています。
来年50周年を迎える小金井市が、名誉市民を決めていこうというものです。
名誉市民の待遇は、市の公式行事の招待、なくなられた時の弔慰などです。市としては5年に1回選ぶということですが、名誉市民については議会の議決を得て、選ぶという内容です。
ところで、今年9月には東京都でも名誉市民が選ばれました。東京都は、毎年、選んでいるようです。
日本共産党は、折り紙作家の加瀬三郎さんは賛成、多胡輝さん、松平康隆さんは、反対したとのことでした。
小金井市は、議会の議決はできる限り全会一致が望ましいとしていますが、そうなるかどうかは都議会の例をみても明らかです。
何を持って名誉市民とするのか、考え方や価値観が様々な中で、基準をどのようにするのかはとても難しい判断です。
みな平等のはずの市民が、名誉とつくだけで、特別待遇を受けるようなことが、いいのかどうか、よく議論する必要があります。