小金井市議会の各常任委員会の行政視察は、新幹線を利用する場合は、「のぞみ」は使えず、「ひかり」か「こだま」。100km以内の移動の場合は特急を使うことはできません。かなり大変な道のりの場合があります。


 今回、市議会の役割を高めるため、「議会基本条例」を制定し、市議会としての議会報告会、政策討論会を実施している、伊賀市議会を調査しました。伊賀市は忍者で有名ですね。


 朝7時過ぎに、議会運営委員会の8名のメンバーがでかけ、数えきれないほど乗り換えて、ようやく伊賀市にたどり着いたのが、午後1時過ぎでした。


 伊賀市は合併によって生まれた新しい市です。合併によって、住民自治協議会が設置され、問題を解決する役割をもったものです。伊賀市では38の協議会が設置されているとのことでした。市からの予算もついて地域の改善に役立てることになっています。これは国の法律でも、うたわれている内容です。


 こうしたもと伊賀市議会は、議会の権能と役割を明確にするために、議会基本条例を制定し、市民に議会の様子を伝える努力が始まったとのことでした。


 私たちが調査に行った当日は、午前が武蔵野市、午後は同時間に沖縄県うるま市も同様の調査にみえていました。

 市議会が、どのように住民の意識を反映したものに変わってく行くのか、どこでも重要課題です。

 小金井市議会では、議会改革として、日本共産党とみどりの風が、「市議会基本条例」の制定を提案しています。今後、各会派と相談していくことになります。