私は今年6月から、多摩地域のアジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(AALA連帯委員会)の役員をさせていただいています。私が生まれる1年前に発足した歴史の深い連帯委員会に参加するのは、とても重いものがあります。

 この委員会は、日本の非同盟・平和、民主主義をめざし、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの人々と連帯し、交流するための組織です。


 この間南アメリカでは大きな変革が始まり、新自由主義からの反省のもと、国民の暮らしを守ることやアメリカなどへの介入を許さない、民主的な政権が次々と誕生しています。

ベネズエラもそのひとつ。

ベネズエラのチャべス大統領は、9月国連の演説でアメリカを「悪魔」とよび、厳しい批判の演説。演説に少なくない国の代表が拍手をしたことは記憶に新しいところです。


 14日夜、武蔵野公会堂で、私たち連帯委員会の主催で、ベネズエラの伝統音楽を代表するアンサンブル「エル・クアルテット」、女性歌手のウグエット・コントラマエストレさんのコンサートを開きました。350名の会場はあふれ、軽快なベネズエラの伝統楽器と素敵な歌声に酔いしれました。


 またベネズエラという日本から遠く離れた国の、文化や生活の様子などを歌の合間に、ユーモアも交え説明してくれ、とても勉強にもなりました。

 ベネズエラ大使館員、とりわけ全権特命大使である石川さんも出席していただきました。


 忙しい議員活動ですが、世界にも目を向け、世界の人々の変わり様にも関心を持つことが大切ということを改めて感じました。