Camea:Ricoh GR Digital IV White edition
"─── 美しい装丁の本で古典文学を読もう!"
そんな言葉につられて、仕事の後に本屋まで行ってみる。
"─── 円高還元!洋書が安く買えるチャンス!"
ご丁寧に購買意欲をそそる煽り文句まで大きく貼ってある。
手にとって値段を確認する。
装丁の気に入った本のタイトルをみて、がっかりしながら他にいいものが無いか探してみた……。
どうやら本の厚みには関係なく一律同じ料金のようだ。
『果たしてこの本たちは本当に安いのだろうか?』
そんな疑問が頭を擡げ始めたので、手元の携帯端末で価格を調べてみる。
『なんだ……安くないじゃないか……』
結局、本はnetで購入することにした……。
なんだか無駄な時間を過ごした気がしながら、僕は本屋を後にするのだった……。
