私は、高校3年生の卒業間近の1964年春、中央合唱団の研究生に応募、和光市から東上線に乗って、東京・原宿まで半年間通いました。その卒業の日が東京五輪の開会式の日でした。日本中、オリンピック一色でした。合唱団の先輩が「卒業おめでとう」と駆けつけてくれ、三々五々に喫茶店に行き、「これからは、団員としてがんばろう」と激励されました。そして、日本共産党への入党を薦められ心を弾ませながら、入党申込書に署名しました。東京オリンピックの開会式-1964年10月10日が私の第2の誕生日になりました。先日、党中央委員会から「50年党員証」が送付され、伝達式というお祝いの会に出席しました。よく50年間も頑張ってきたと感心します。自分で自分のことを「あっぱれ」と褒めてあげました。