先の通常国会で廃案になった労働者派遣法改悪案を、安倍政権が再び臨時国会に提出しました。同法案は、派遣労働を無制限・無期限に拡大するものです。働く人が正社員への道を閉ざされ不安定雇用のままの「生涯ハケン」を強要されるとともに、正社員を派遣労働者に置き換える「正社員ゼロ」をすすめる重大な内容です。国民の批判の広がりのなかでいったん廃案になった改悪案を再び持ち出し、国民に押し付けようという安倍政権のやり方は異常です。【2014年10月3日付「しんぶん赤旗」】

※カール・マルクスが解明したように、大企業の正社員でも「剰余労働」という形で資本家に搾取されています。その上まともな生活もできないほど搾取することになれば19世紀の労働者以下の低賃金になってしまうのではないか。日本の労働者のみなさん、こんな悪法をごり押ししようという安倍ファッショ政権は1日も早く打倒しようではありませんか。