日本共産党志位和夫委員長は12日、国会内で記者会見し、安倍政権が集団自衛権の行使を可能にするための閣議決定を強行しようとながすしていることについて、次のように述べました。
◆集団的自衛権の行使とは、日本の国を守ることでも、国民の命を守ることでもなく、自衛隊が「戦闘地域」まで行って軍事支援を行うーアメリカの戦争のために日本の若者の血を流すものであることが明らかになっています。

◆集団的自衛権行使は「憲法9条の下では許されない」との半世紀にわたる憲法解釈を180度覆し、「海外で戦争する国」への大転換を、国民多数の批判や不安に耳をかさず、国会でのまともな議論もなしに、与党だけの密室協議をつうじて、一内閣の判断で強行するなど、憲法破壊のクーデターとよぶべき暴挙であり、断じて許されるものではない。

日本共産党は、安倍政権が、集団的自衛権行使容認の閣議決定を強く求めます。日本列島津々浦々から国民の世論と運動で憲法破壊の暴挙を阻止するために全力をあげるものである。
【2014年6月13しんぶん赤旗に掲載】