労働時間法制の見直しを議論している労働政策審議会(労政審)の分科会で22日、経団連の代表が、過労死を引き起こす脳・心臓疾患の労災認定に関して、「加齢や生活習慣によって、増悪するものだ」と述べ、過労死と労働時間は関係ないかのように主張しました。「残業代ゼロ制度」は、人間らしく働くルールを根こそぎ破壊し、ただ働きを広げ、際限のない長時間労働をもたらします。
【2014年4月23日付しんぶん赤旗に掲載】