<集団的自衛権> 「限定行使」論に2つの問題ー志位委員長が会見で解明 | 松下ゆたかオフィシャルブログPowered by Ameba
日本共産党の志位和夫委員長は10日、国会内で記者会見し、この間、安倍政権から出ている集団的自衛権の「限定行使」論について、見解を述べた。
◆「限定行使」というが歯止めなしーーー「我が国の存立」に関わるか否かを判断するのは誰か。それが時の政権になるという問題だ。結局、「憲法上の歯止め」を外すことになり、時の政権の判断で無制限となる。マヤカシの議論だ。
◆砂川事件最高裁判決を「根拠」とする牽強付会の論に他ならない。個別的自衛権での裁断は明らか。以後、法制局長官も政府もこの最高裁判決を一貫して踏襲しており、逸脱しているのは安倍政権のみ。これを「天に唾する」という。

