和歌山大学の山本健慈学長は25日、卒業式式辞で秘密保護法を批判しました。山本学長は、「学び続ける自由の危機、学び続ける自由を抑圧しようとする動きが、この日本社会にある」とのべ、戦前、治安維持法のもと、学生が旅で見た風景を語っただけでスパイとされ罰せられたことを紹介。秘密保護法が若者の何かを知ろうとする意欲を委縮させると指摘し「大学の経営を任されている者として容認することはできない」と強く批判しました。<後半省略>
【2014年3月28日付しんぶん赤旗に掲載】