自民党の古賀誠元幹事長は17日、横浜市で講演し、安倍首相が憲法解釈をめぐり「最高責任者は私だ」と発言したことについて「愚かな坊ちゃん的な考え方だ」と批判しました。

 その上で、「権力を隠した中でいつの間にか権力を行使しているという首相になってもらわないといけない」と述べ、権力行使は抑制的であるべきだと強調しました。首相が集団的自衛権の行使容認に向け解釈変更を閣議決定する意向を示していることに対しても、「そういうルール違反、姑息なことは絶対にやってはいけない。憲法改正し、行使をどうするのかという議論がスジだ」と指摘しました。
【2014年3月18日付しんぶん赤旗に掲載】