私立大学の学費値上げの動きが報道され、受験生や父母に不安が広がっています。4月~野消費税増税が引き金になっているだけに、政府の責任が問われています。私立大学の初年度納付金は131万円、国公立大学も81万円を超えます。

 高校と大学に通えば、就学費用に1000万円もかかるといわれています。私立大学入学時の経済的負担を『重い」と答えている家庭は9割に上ります。これ以上の負担増を避けるためにも、私立大学への緊急助成など対策が必要です。

 奨学金を返したくても返せない若者が増え自己破産に追い込まれる若者もいます。若者にこれほど冷たい国に未来はありません。、宮本岳志衆院議員の追及に安倍首相は「給付制奨学金の創設を検討する」と答弁しました。
【2014年3月3日付しんぶん赤旗に掲載】