国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」(本部パリ)が12日に発表した「世界報道の自由度指標」で、日本は昨年の53位から順位を下げ、世界180か国中」59位に転落しました。

 昨年12月に成立した特定秘密保護法で国家秘密漏えいが厳罰化されたのが理由です。

 日本は昨年、「東電福島第一原発事故に関する情報アクセスに問題がある」として前年の22位から53位へ急落していました。報道の自由度が最も高いとされたのは、昨年と同じフィンランド、オランダ、ノルウェー。「報道の自由が存在しない国」とされた最下位3か国も昨年と同じでエリトリア、北朝鮮、トルクメニスタンでした。
【2014年2月12日付しんぶん赤旗に掲載】