宇都宮健児候補は25日夜、築地市場の移転問題をテーマに開かれた対話集会に参加し、計画を抜本的に見直すと主張しました。

 移転計画は石原・猪瀬都政が進めてきたもので、「土壌汚染された工場跡地への市場移転は、食の安全を守れない」と、市場関係者や消費者がら移転中止を求める声が上がっています。

 宇都宮氏は「築地市場は見直す。都にとって巨額の財政負担になるので、決断は早いほうがいい」と強調しました。また、築地市場活性化のためにも、消費税増税で影響を受ける商店街支援策を強化すると主張。さらに中小企業の役に立たない新銀行東京はただちに清算します」と発言。参加者から大きな拍手があがりました。
【2014年1月27日付しんぶん赤旗に掲載】