文部科学省の教科書検定審議会は20日、検定基準の改定などについての報告をまとめました。改悪された教育基本法に照らし「重大な欠陥」があるとされた教科書を不合格にし、政府の見解を教科書に書き込ませることなどを内容としています。上山和雄委員(國學院大學教授)は「政権の交代や一部の人たちの主張によって基準が改定されるのは異常」と反対しました。
【2013年12月21日付しんぶん赤旗に掲載】