安倍内閣は17日の閣議で、外交・安保政策の中長期的な指針となる初の「国家安全保障戦略」を決定しました。

 同「戦略」は「専守防衛」に代えて、集団的自衛権の行使をにらんだ「積極的平和主義」を「基本理念」として明記。世界の「主要プレーヤー」としてアジア太平洋地域全域、地球規模で軍事的関与を強めていくことを宣言しました。同戦略を踏まえた新「防衛計画の大綱」も同時に決めました。

 日本共産党市田忠義書記局長は「『海外で戦争する国』をつくろうとする時代錯誤の危険な戦略と計画」と批判する談話を発表しました。
【2013年12月18日付しんぶん赤旗に掲載】