12月8日は、戦前の日本が朝鮮半島や中国への侵略に続き、マレー半島とハワイに侵攻、世界を相手に戦争を開始した1941年のアジア・太平洋戦争の開戦から72年です。

 その日を前に安倍晋三政権は国会で、新たな『戦争司令部」となる国家安全保障会議(日本版NSC)設置法と、その活動のため国民の目と耳、口をふさぐ秘密保護法の成立を強行しました。過去の侵略戦争を反省するどころか、日本を再び「戦争する国」にする策動は国民が望むはずもないもので、国際的にも通用しません。
【2013年12月8日付しんぶん赤旗に掲載】