那覇市議会は2日、米軍普天間基地にかわる名護市辺野古への新基地建設を強引に推し進める政府に激しく抗議、同基地の「県内移設」断念と早期閉鎖・撤去を求める意見書を全会一致で可決しました。

 意見書の「沖縄県民は米軍占領時代から保革をこえた島ぐるみのたたかいで、土地取りあげに反対し、祖国復帰を実現してきた。いま求められているのは沖縄のアイデンティティーを貫き、県民の心をひとつに県民総意の実現へ頑張りぬくことである」との部分が読み上げられると、傍聴席から賛同の拍手と歓声がわき起こりました。
【2013年12月3日付しんぶん赤旗に掲載】