韓国の朴クネ大統領は6日、20か国・地域首脳会議のため訪れているロシアのサンクトペテルブルグで、ドイツのメルケル首相と会談し、日韓関係に関し「日本が、歴史を見つめながら未来志向に関係を発展させられるよう行動してくれることを望んでいる」と語りました。

 朴大統領は、メルケル首相が8月にナチスのユダヤ人強制収容所を訪れたことに触れ、「歴史の傷を治そうとする姿勢なしに、傷をえぐってばかりいては(和解は)難しいのではないか」と指摘しています。
【2013年9月8日付しんぶん赤旗に掲載】