広島の原爆被害を描いた漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を市内の小中学校に要請していた問題で、松江市の教育委員会議が26日開かれ、要請を撤回し、「手続きに不備があることから昨年12月17日前の状態に復することが打倒」と決めました。
【2013年8月27日付しんぶん赤旗に掲載】

松下ゆたかのコメント いま、「はだしのゲン」は世界中で翻訳され、原爆の恐ろしさを広める大きな力になっています。特に、原爆を投下したアメリカでは、オリバーストーン監督の映画「もう1つのアメリカ史」と相まって「原爆投下は戦争終結に必要だった」という誤った認識を改める機運が広がっています。唯一の被爆国が原爆を廃絶させる先頭に立てるよう努力しましょう。