◆江田憲司幹事長が党に入る政治資金の決済について「不透明だ」と批判していたのに対し、渡辺善美代表側は、支払額が50万円以上の支出は事前に幹事長決済を得るように規約を改定する案を示したといいます。他党のこととはいえ、どんな政治資金の収支だったのか。

◆実際、江田氏のホームページの「今週の直言」(7月29日)は、「この党は代表や幹事長の個人商店ではない」として、次のように指摘しています。「いやしくも17億円もの税金が投入されている公党として、他の党があたり前のようにやっている、その支出、それを含む出納や経理には厳格な事前決済、チェックシステムが確立していなければならない」「政党助成金が税金である以上、そうじゃないと国民に申し開きできないだろう」

◆江田氏の言い分はもっとも。しかし、江田氏が支部長を務める政党支部の政党交付金使徒等収支報告書(2011年)によると、3000万円を党本部から受け取り、1312万7162円を翌年に使い残しています。本来、国庫に返却すべき税金です。みんなの党、江田氏には国民に「申し開き」してほしいものです。党名についても「みんなの党」から「オレの党」に党名変更すべきです。