東京電力福島第一原発で放射能汚染水が増え続けている問題に関し、原子力規制委員会の田中委員長は24日の定例会見で、(放射性物質の)濃度が十分低いものは捨てられるようにしないと、にっちもさっちも行かなくなる」と述べ、海洋放出も視野に入れる必要があるとの認識を示しました。田中委員長は第一原発の敷地内を「水だらけ」と表現。「きちっと処理して、排水レベル以下になったものは排出することは避けられないというのが、私の率直な気持ち」と述べました。
【2013年7月25日付しんぶん赤旗に掲載】