訪米中の全国農業協同組合中央会の萬歳章会長は11日、ワシントンで記者会見し、日本の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加について、「JAグループは引き続き反対運動を展開していく」と述べました。米通商代表部のカトラー代表補ら米関係者と会談し、日本の交渉参加反対の決意を伝えました。

 萬歳会長は会見で、「TPPは聖域なき関税撤廃が原則だという本質は変わっていない」と指摘。「日本は参加すべきではなく、条件闘争に入るような状況ではない」と強調しました。

【2013年6月13日付しんぶん赤旗に掲載】