牛や豚の肉をたくさん食べる男性は、ほとんど食べない男性に比べ、糖尿病を発症するリスクが42%高まることが分かったと、国立国際医療センターのチームが21日、発表しました。全国45~75歳の男女約6万4千人を5年間追跡調査。このうち男性681人、女性497人が糖尿病になりました。調査対象を、牛や豚の肉の摂取量に応じ4分類したところ、男性で最も多い1日83グラムを食べる人は、最も少ない15グラムの人に比べ、糖尿病の発症率が1・42倍になりました。一方、女性に変化は見られませんでした。
【2013年5月22日付しんぶん赤旗に掲載】