日経新聞電子版は、この5ヶ月あまりの間に保有株式の時価総額が100億円以上増えた株主が38人にのぼると報じました。これは、日本共産党大門実紀史参院議員の試算とほぼ同じです。

 トップはユニクロの柳井正氏の4047億円、2位はソフトバンクの孫正義氏の3863億円と続きます。「アベノミクス」でデフレ不況が打開できるわけでもなく、企業が積極的に設備投資にまわすのでもなく、投機的に資金が動き、株価が上昇し、大株主の保有資産額賀増えているのです。

 7月の参院選では、こんないい加減な安倍こべ政権に「ノー」の審判を下しましょう。
【2013年5月4日付しんぶん赤旗に掲載】